ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Savigny-les-Beaune 1999 Les Terres d'Or
8v0415.jpg生産者の形態が一体何だろうか私には理解できないワインであります。瓶詰めはこの「レ・テール・ドール」なのは分かりますが一番下に印字してある「MG」とは何ぞや? ドメーヌ物でないのは見た目に明らかですがネゴシアンという表示もなく協同組合でもないはず「MG」とは一体何なのでしょう。分からないことは取り敢えず輸入元の説明を聞きましょう。まずは輸入元のこのワインの説明文をコピーさせて頂くと「2001年にドメーヌを所有するJ.C.ファゴ、ルロワのセラー・マスターであるG.アーセー、クルティエのG.クレションの3氏が『本当に美味しくてお買い得なワインを見つけ、ワインに囲まれた楽しい人生を送りたい』という目的でシャサーニュ・モンラッシェに設立したネゴシアン。
クルティエとルロワのネットワークを最大限に活かして様々なドメーヌのカーヴから見つけたお買い得なバックヴィンテージ・ワインを醸造家のファゴ氏と熟成の専門家アーセー氏が技術的な目で厳選。テロワールを反映したコストパフォーマンスの高いワインだけを扱っています」とのことであります。ですがそれならネゴシアンであり「MG」ではないはず。
まあ説明の通りネゴシアン物と仮定して開けることにします。

キャップシールは所謂密着タイプで回りません、漏れワインかも知れませんが・・・ 丸歯の四つ歯カッターで90℃回転させればキャップシールのトップが綺麗に取れるスクリュープルの優れ物を使いレバーモデルでコルクを抜けば「漏れ」ではありませんでした。キャップシールの材質はコーティングのアルミ製、しかしコルクの材質はかなりの上物の長さ48ミリでトップボトムに1999側面の枠で囲んだ中に家紋みたいな図柄、生産者元詰め表記があり枠外にアペラシオンと9617Aという意味不明の文字が並んでいます。液面から20ミリくらいの横滲みが見られますが瓶口までは漏れていません。
まずコルクを抜いたら梅干しのような香りが漂いグラスに入れればフレーズやフランボワーズの香りと変化します。色は若干茶色っぽく見えますがしっかりした赤色成分が残っているのとそれがいつまでも消え無いどころかボトル後半には輝きを見せ始める不思議なワインであります。私は若い頃からサヴィニーのワイン特にシャン・シュヴレイが好みでしたのでこのワインは大変懐かしい味を感じます。輸入元のデータは「平均樹齢 30年、土壌 粘土石灰質、収量 50hl/ha、1999年ヴィンテージの生産量 1,200本、醗酵 : ステンレス・タンク、熟成 オーク樽熟成 18ヶ月(228L、新樽比率 10%未満)」とのこと。サヴィニーの味わいを理解できる方にはお薦めの一本であります。
このワインも一昨日と同じアペラシオンはサヴィニー・レ・ボーヌながら原本は団体扱いされています。
飲み頃温度は比較的低い目の15℃がお薦め、タンニンがしっかりしているので料理を選ぶかも知れませんがあまり温度が高いとぼやけた印象になります。恐らく飲み頃は後5年間キープするでしょう。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 04:34 PM | comments (0) | trackback (x) |
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