ワインと葡萄

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Château Bolaire 2005 AC Bordeaux Supérieur
7v1211.jpg2005年のボルドー・シュペリュールですが生産地にご注目下さい。

MACAU-33460 MARGAUX とありオー・メドックはマルゴー周辺のマコーというコミューンにあるシャトーなので地理的には大いに期待できます。

MACAU っていうと香港の近くのマカオと同じ綴りなのですがボルドーから国道D2を北上、右手にシャトー・ラ・ラギューン、左手にカントメルルを見ればそこがこのマコーというコミューンの入り口です。

最近名前が売れたシャトー・ドーザックの手前右側がこのコミューンの中心地であります。

ですから周辺にはクリュ・クラッセのシャトーが目白押しでクリュ・ブルジョワクラスのシャトーもかなり高値で取引されているのが現状であり、このボレールもあっという間に高くなること必定でありましょう。

シャトーのHPは見つかりませんでしたがネットで調べるとオーナーはロンドンの銀行家 Vincent Mulliez という人物で、このマコーの地に他に二つのシャトー(Château Belle-Vue、Château de Gironville)を所有しているとのことです。

2005年に関するセパージュなのか、葡萄畑の面積比率のどちらかは分かりませんが一番多い比率は何とプティ・ヴェルドでその比率は39%という高い数値に驚きです。

普通プティ・ヴェルドという品種は滅多に完熟することなく、年によっては全く採れないこともあるという気難しい品種であります。

他にはメルロー34%、カベルネ・ソーヴィニョン27%となっていますが、2005年は特殊なヴィンテージだったのでしょうか。

早速開けてみましょう。

ボトルの形状は昔のボルドーによく見られた所謂肩の張った形です。ラベルの2005 BOLAIRE MIS EN BOUTEILLE AU CHÂTEAU は金色で表示されキャップシールも同じく金色にデザインが統一されていてオーナーのセンスの良さが窺えます。

キャップシールの素材はビニル・コーティングされたアルミ製ですが、コルクのトップには○で囲んだ2005があり引き抜くと長さ50ミリの天然物で色白、シャトーの名前からアペラシオン、ヴィンテージの2005にシャトー元詰めまで枠で囲み表示されています。

コルクの液体に触れた部分はまことに鮮やかな赤紫色に色付いています。

まず飛んで出てくるのが高品質を予見できる梅干しの香り、さらに高そうな樽も感じますが、グラスに注ぐとさらにその香りは強くなります。

色は先日までに開けたワインの中では一番美しく濃厚な赤紫色で艶があります。

味わいはまずきれいな酸があり、タンニンもしっかりしているのですが、そのタンニンがとてもきめ細かくマルゴーのクリュ・クラッセに近い感じを持ちます。

また、よくある濃縮されたような煮詰まった匂いはなく、ごく自然な感じで品良くまとまっています。

これは大発見かも知れません、偉大なワインの片鱗を感じるのは私だけではないでしょう。

ネットで見る限りですがプリムールで10.35ユーロ、アメリカはカリフォルニアのワインショップで2003年が19.99ドルで販売されています。

推定蔵出し価格は6.25ユーロですが日本での税別定価3000円はかなりのお買い得価格と言えるでしょう。

しかし今すぐ飲んで美味しいと感じる人は少ないはずです。

最低3年以上ストックできる環境が整っているならば購入をお勧めします。
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| 02:40 PM | comments (0) | trackback (x) |
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