ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Falfas 2001 AC Côtes de Bourg
7v1030-01.jpg最近ご紹介したこの2004年ヴィンテージについてはこちらをご覧頂けると有り難いと思います。元祖ビオディナミのシャトー・ファルファですがどういう訳か2001年ヴィンテージが1ケースだけ入荷したので購入、早速飲んでみましょう。
と、その前に諸外国のワインショップのウェブサイトが今どんな様子かちょっとご覧頂きたいと思います。先ずはアメリカはニューヨークの有名なワインショップ、シェリー・レーマンのウェブサイトです。トップページをご覧頂いても全く見掛けないのがボージョレ・ヌーヴォーについての記載。WINE STORE から BEAUJOLAIS をクリックすると2007年デュブッフのプリムールが出て来ますが航空便のが$10.49でこれ一種類だけ。その下は05のボージョレ・ブラン。その下の下に海上輸送による同じくデュブッフのプリムールが出ていますが価格は2ドル安い$8.49であります。ニューヨークのワインショップでは安いことで有名な Zachys ではどうでしょうか? ご覧頂ければお分かりですがトップページには全くボージョレの言葉すら存在しません。ニューヨークでは他にもワインショップが山ほどありますがボージョレ・ヌーヴォーをトップページに掲載するウェブサイトは恐らくどこもないでしょう。

ではシカゴではとシカゴワインカンパニーのHPを覗いても全く見掛けません。ロンドンではどうでしょうか? 例えば Harvey Nichols のワイン部門を覗いてみてもボージョレに関する記載はありませんがクリュッグなどのシャンパーニュの価格は参考になると思います。ワイン通販のページを見てもご覧の通りであります。では我々と同じファー・イーストにあたる香港ではどうでしょうか? こちらのHPを見ても全くその掲載がないのは同じであります。ですが我が国のワインショップでこの種のワインを載せないHPはないでしょうね。日本だけで馬鹿売れするこの種のワイン、諸外国を見ると不思議だとは思いませんか? 価格についても大いに疑問であります。何故ならこの時期の航空運賃はどこの航空会社も定価販売なのであります。舐められていますよ日本人様々。別に旨くもないものを大々的に取り上げてきたマスコミにも問題がありますが、フランスのそれも一部の地域だけの新酒をこんな遠く離れた我が国で騒ぐことそのものが異常なのであります。
7v1030-02.jpgさて前置きが長くなりましたが本題のワイン。裏ラベルにはビオディナミについてまたこのワインについて書かれており、フランス語なので解りにくいかも知れませんが辞書を調べれば何とかご理解頂けると思います。輸入元の裏ラベルにはメルロー55%、カベソー30%、フラン5%にマルベック10%とのセパージュが示されていますがINAOのHPからコート・ド・ブールの赤については次の品種が認められています。
カベルネに属するすべての品種、メルロー、そしてマルベック。昔の赤本には補助品種としてグロ・ヴェルド、プロロンゴー、とカオールという品種がありましたが現在は使われていないようです。
 ちなみにコート・ド・ブールには白ワインもありソーヴィニョン・ブランにセミヨン、ミュスカデルはボルドーによく見掛ける品種ですがそれに加えてメルロー・ブランとコロンバールが目新しいという感じです。それもそのはず隣接するのはコニャックでありコニャックではユニ・ブラン、コロンバールそしてフォール・ブランシュが主要品種になるからです。
 キャップシールは薄い目の錫箔、コルクは良質の50ミリでラベルにもある家紋と2001、シャトー元詰めの表示だけが印字されています。デカンタせずそのままグラスに注ぐとまだまだ硬い感じ。従って開栓後しばらく時間を置いてデカンタするとようやく開いてきます。しっかりした酸がありこれこそミネラルと表現するに相応しい味わい、香りはまだ葡萄のアロマと申し上げた方が良いでしょう。決してビオ臭なんかありません。
 仙台牛4番のイチボをステーキに、季節の茸を6種類エシャロットのみじん切りと共にソテーして付け合わせにしましたが、肉よりも茸との相性が秀逸! 大変優れたワインであります。
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| 10:35 AM | comments (0) | trackback (x) |
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