ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Flame seedless Rg



末尾に Rg を伴うのは果皮色ルージュを意味する訳だがロゼとルージュの判別基準が未だに釈然としない。画像を拝借している Pl@nt Grape によると 1961年にカリフォルニアで造られた食用葡萄とあるので読み方は英語のフレイム・シードレスのはず。

言わずもがな 2016年栽培面積ゼロ葡萄に属しフランス原産ではない葡萄の類である。フランスとは縁もゆかりもない葡萄と云った方が良いはず。

フランス原産の可能性大の葡萄は置き去りのままで諸外国の葡萄ばかりを新規登録するのは如何なものか、フランス農水省に改めて問いたい。

未だに知らん顔の代表的な葡萄はフランスで忌み嫌われた存在のグエである。昔はオーストリア原産とされ正式名称はホイニッシュ・ヴァイスのままだが、どう考えてもフランス原産の可能性が高いと思う。近い将来フランスでのシノニムのグエもしくはグエ・ブランが正式名称として採用されるかもしれない。既にスイスやドイツでは正式登録されている。

もう一つ重要な存在がフランス原産の黒葡萄サン・ローランである。フランス原産にも拘らずフランス農水省はこの葡萄を取り上げてはいない。以前説明したがサン・ローランが正式名称なのに主な栽培地はドイツであるためザンクト・ラウレントと呼ばれて久しい。サン・ローランこそピノ・ノワールと唯一親子関係が認められている葡萄であり、原産国であるフランスが知らん顔している場合ではない。

閑話休題、フレイム・シードレスはその名の通り種無し葡萄であり親子関係を示すのは VIVC のデータ では解りにくい。

系図は次の通り。

| ワイン雑感 |
| 04:35 PM | comments (0) | trackback (x) |


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