ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Rivairenc N 正式名称 Aspiran noir



フランス政府はりヴェランクと呼んでいるがこれは正式名称アスピラン・ノワールのシノニムの一つである。

拙ブログでは2013年5月4日こちらに書いたがこの時点で「ちなみに何も伴わない正式名称『ASPIRAN』はこちら、ギリシャ原産の白葡萄であり」と述べたが、その葡萄は何とフランスで忌み嫌われた白葡萄グエの突然変異によるホイニッシュ・ヴァイス・シードレスだったことが現在の VIVC で判明している。過去のリンク先は抹消されてしまったが URL は残っており、VIVC の整理番号 699 を開くと次のパスポートデータが現れる。

2013年5月の時点で正式名称 ASPIRAN と登録されていた葡萄は現在こちら、正式名称まで時として変わるというのが葡萄の世界である。

その名もそのまんま「HEUNISCH WEISS SEEDLESS」種無しホイニッシュ・ヴァイス。原産国はギリシャとなっている。

シノニムは次の通り

ASPIRAN SANS PEPINS
ASPIRANT
ASPIRANT BLANC SANS PEPIN
ASPIRANT SANS PEPINS
BAR- SUR- AUBE
BORDELAIS
CHENOIS
CORINTHE GROSSE KERNLOSE
GROS CORINTHE
GROSSE CORINTHE
HEUNISCH SEEDLESS
KERNLOSER
KORINTE GROSS
KORINTH SANS PEPIN
RAISIN SANS PEPIN
WEISSE CORINTHE
WEISSER ASPIRANT

いきなり大脱線してしまったが、ホイニッシュ・ヴァイスは数多くのフランス葡萄に関係する重要な葡萄だから知っていて損はないはずだ。

さてリヴェランクに話を戻そう。

末尾に N を伴うリヴェランク、正式名称アスピラン・ノワールはラングドックのアペラシヨン:ラングドックとミネルヴォワの赤・ロゼに、そしてアペラシヨン・MINERVOIS-LA LIVINIÈRE にそれぞれ補助葡萄として認められている黒葡萄。しかし補助葡萄とはブレンドしても構わないが、敢えて使う必要のない葡萄であることを留意頂きたい。

古くからフランスで栽培されている葡萄とのことだが、遺伝子の解析が進み当該葡萄はサンソー、モンティール、オイヤード・ノワールなどと親子関係が認められたとのこと。

フランスで栽培される葡萄では2016年フランスでの栽培面積は6.6ヘクタールとのことだ。

| ワイン雑感 |
| 05:54 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::2019年01月21日
All Rights Reserved./Skin:oct