ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Rayon d'Or B




レイヨン・ドールという白葡萄、これまた所謂種間交雑という系図を示すと厄介なヤツだ。拙ブログではこちらに書いたが、なんと当該葡萄を使ったワインが見つかった。

こちらがそのワインで100%ではないが、レイヨン・ドールとゲヴュルツトラミネールそしてピノ・グリのブレンドでお値段 17,00 € TTC とのこと。

VIVC のデータはこちら、その父親のアラモン・デュ・ガールでいきなりリンク先が途絶えてしまう。

Pedigree as given by breeder/bibliography (RUPESTRIS × LINCECUMII) × ARAMON
Pedigree confirmed by markers
Prime name of parent 1 RUPESTRIS × LINCECUMII
Prime name of parent 2 ARAMON

両親となる葡萄のリンク先は存在しない。従って次に示す系図とは異なるペディグリーという結論だ。



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第 403 回天満橋クードポールさんのワインを楽しむ会
年明け初の新年会は総勢12名と賑やかにスタート。先ずはブラン・ド・ノワールの濃厚なるシャンパーニュで乾杯。


蕪のヴルーテに鱈白子、一味唐辛子が振りかけられていたような・・・


めばち鮪のカルパッチョ、合わせるワインはジュランソンの辛口。


キャベツとプティ・サレのブルーチーズ風味。東欧のピノ・ノワールが不思議とよく合う。


魚料理はブイヤベース。蛤に帆立貝柱、海老と白身魚にジャガイモだったかな? ガーリックトースト添え。ワインは意外な取り合わせと思われるかもしれないボルドー・ルージュ。しかしボルドーは海に程近く新鮮な魚介類と赤ワインは相性の良いもの。
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| 04:35 PM | comments (0) | trackback (x) |

Ravat blanc B 続き
系図を辿るとどうなっているか確認してみよう。

先ずフランスで栽培される葡萄では Seibel 8724 とシャルドネ・ブランとの交配となっているが、VIVC からセイベル 8724 を引き出して、「Offspring」右側の「YES」をクリックするとその子孫が現れる。こちらがその結果だが、セイベル 8724 を親として生まれた葡萄に当該葡萄は存在しない。すべてガメイ(正式名称ガメイ・ノワールではないことに要注意)との交配である。

また系図の当該葡萄の父となる Chardonnay の父母はホイニッシュ・ヴァイス(母)とピノ(ピノ)であり正式名称シャルドネ・ブランでは無い。ちなみにシャルドネ・ブランこちらの通りホイニッシュ・ヴァイスとピノ・ノワールの交配により生まれた葡萄である。

Pedigree confirmed by markers   HEUNISCH WEISS × PINOT NOIR
Prime name of parent 1  HEUNISCH WEISS
Prime name of parent 2  PINOT NOIR

次にラヴァ・ブランの母 Seibel 5474 は

Pedigree as given by breeder/bibliography  SEIBEL 405 × SEIBEL 867
Pedigree confirmed by markers
Prime name of parent 1  SEIBEL 405
Prime name of parent 2  SEIBEL 867

ブリーダーの発表のままであり遺伝子の解析結果ではないが母セイベル 405 、父セイベル 867 は系図の通り。

更に遡りセイベル 405 は

Pedigree as given by breeder/bibliography  SEIBEL 14 × GANZIN 1
Pedigree confirmed by markers
Prime name of parent 1  SEIBEL 14
Prime name of parent 2  GANZIN 1

ここまでは系図と同じだが、Seibel 14 は

Pedigree as given by breeder/bibliography  JAEGER 70 × VINIFERA
Pedigree confirmed by markers
Prime name of parent 1  MUNSON
Prime name of parent 2  VITIS VINIFERA SUBSP. VINIFERA LINNE

一見すると系図と異なる「MUNSON」がその母となっているが、ミュンソンはイエーガー70 の正式名称なので系図と同じである。

しかしミュンソンの父母を見ると系図ではヴィティス・ルペストリスとVITIS LINCECUMII BUCKLEY (24アイテムあり)となっているが、VIVC では

Pedigree as given by breeder/bibliography  JAEGER 43 × JAEGER 60 O.P.
Pedigree confirmed by markers
Prime name of parent 1  JAEGER 43
Prime name of parent 2  JAEGER 60 O.P. 

となっていて系図とは異なる。

またセイベル 405 の父 GANZIN 1 は既に遺伝子解析の結果が出た模様だが

Pedigree as given by breeder/bibliography  ARAMON × RUPESTRIS GANZIN
Pedigree confirmed by markers ARAMON NOIR × ?
Prime name of parent 1  ARAMON
Prime name of parent 2  RUPESTRIS GANZIN

これが解析の結果とは思われない内容であり「?」は困る。また母親のアラモンは正式名称アラモン・ノワールではなくリンク先の無いアラモンで、父親のルペスストリス・ガンザンはリンク先が存在する。こちらがその詳細である。

星の数ほどあるかもしれない種間交雑の葡萄の解析はそう簡単には進まないだろう。

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