ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Plantet N 続き 系図の見方に付いて


系図のプランテが VIVC の登録名でセイベル 5455 はそのシノニム。
セイベル 5455 の母親はセイベル 4461 で父親はヴィティス・ヴィニフェラではなく VITIS BERLANDIERI PLANCHON ヴィティス・ベルランディエリ・プランション。

更に遡るとセイベル 4461 の母親はクレレット・ドレ・ガンザンで父親はヴィヴァレという種間交雑の葡萄など、枝分かれした上が母親で下が父親という図式だ。

VIVC のパスポートデータからプランテを開いて、その母親は

Prime name of parent 1  SEIBEL 4461 セイベル 4461 という名前のフランス原産の種間交雑による白葡萄ということが分かる。

またその父親は

Prime name of parent 2 VITIS BERLANDIERI PLANCHON

ヴィティス・ベルランディエリ・プランション、つまり種が異なる葡萄。

セイベル 4461 の母親は

Prime name of parent 1 CLAIRETTE DOREE GANZIN

クレレット・ドレ・ガンザンというフランス原産種間交雑により生まれた白葡萄、父親は

Prime name of parent 2 VIVARAIS

フランス原産種間交雑のヴィヴァレという黒葡萄、更に遡ることも可能だ。

系図とデータを照合するとほぼ合致しているが、これらは遺伝子の解析から立証された訳ではない。あくまで従来のデータをそのまま公表しているだけである。

問題があるとすればヴィヴァレの父親葡萄 HERBEMONT D'AURELLES 1 の母親葡萄がフランスで1934年12月24日に栽培禁止になった葡萄HERBEMONT であるということ。

JacquezNoahClintonIsabelleOthello そして Herbemont醸造過程でメタノール発生の可能性ありとの理由でフランス国内での栽培禁止が発令された。その後疑いが晴れたのか2003年の9月1日付の政令でこの件は廃止とされたとネット上にあるが確認できていない。

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Plantet N




フランスで栽培される葡萄について書いているが、頭文字「P」葡萄の一部を飛ばしてしまった。少し後戻りしてプランテという黒葡萄を取り上げる。

拙ブログでは2013年にこちらとその次のページに書いたが、19世紀後半フランスを襲ったフィロキセラに耐えるよう開発された種間交雑による葡萄の一つである。交雑に関わったのはアルベール・セイベル、アルデッシュ出身の葡萄開発者で数多くの交雑葡萄を世に送り出した。

当時はフィロキセラのため絶滅状態だった葡萄畑に植え替えられる葡萄の条件として収量の多さを求められたはず。しかし後にワイン法で種間交雑葡萄が閉め出されたため、その後衰退の一途を辿るのは仕方ない。

フランスで栽培される葡萄のサイトでは交雑にフランスでは栽培禁止になった葡萄「ジャクズ」が関わったとあるが VIVC の最新データにはそのような記述は無い。

しかし現在に至るまで交雑の解明は出来ていない。資料として交雑の家系図を示す。この図はあくまで参考のためで実際遺伝子の解明によるものではない。尚、Seibel 5455 とはプランテのシノニムの一つである。


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