ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Plant droit N




プラン・ドロワと読む黒葡萄、拙ブログでは昔こちらで取り上げましたがリンク切れ等しており全面的にリニューアルいたします。

VIVC2 で Plant droit を検索すると正式名称 PLANT DROITCHASSELAS BLANC の2つが現れます。ですがフランス政府の発表では果皮色「N」即ちノワールを意味するわけですから当該葡萄はシャスラ・ブランではありません。

フランス葡萄のサイトによるとプラン・ドロワはフランス南東部を流れるデュランス川上流原産とされていますが、デュランス川(Durance)とはイタリア国境に近いシュナイエ山(Chenaillet、標高2,634m)に源を発し、ヴォクリューズ県アヴィニョンの数キロメートル南でローヌ川に合流する川、即ちローヌ川の支流です。

人為的に交配でできた葡萄では無くヴィティス・ヴィニフェラに属するフランスの固有葡萄なのですが絶滅の危機に瀕しており保護されるべき存在であります。

プラン・ドロワはフランス原産の黒葡萄で現在までに分かっているシノニムは次の通り

CINSAULT DROIT
CINSAUT DROIT
ESPANENC
GARNACHA FRANCESA
PLANT DRESSE
POUSSE DE CHEVRE

1番目のサンソー・ドロワはキプロス政府が登録する正式名称とのこと。5番目のスペルは Plant dressé であることを前のブログで申し上げました。

フランスで栽培される葡萄のサイトではワイン用ブドウとありますが、同じく政府筋のサイトではワイン用・食用ブドウとなっております。

ワイン用としては以前述べたようにアペラシヨンを有するワインには使えず、IGP ではこちらの通りほぼオールマイティに使えることになってますが、そもそも IGP の葡萄規定などほとんど意味を成していないのが現状であります。
| ワイン雑感 |
| 05:38 PM | comments (0) | trackback (x) |


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