ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Bourgogne Hautes Côtes de Nuits Pinot Gris Dit Beurot "Les Larets" 2014 Domaine Yves Chaley
エチケットのど真ん中に「ピノ・グリもしくはブーロ」と使われる葡萄名を明記してあるワインです。グラスに注ぐと少し黄色味を帯びた白ワインで香りは特徴的な要素をあまり感じられません。

味の密度は高く濃厚さはあるものの飲み疲れのするような重いワインではありません。

ふと振り返るとブルゴーニュの白ワインにピノ・グリ100%などあり得ないということに気が付きました。ネットを調べるとブルゴーニュの公式サイトと思われるこちらが出てきました。白ワインの説明を見ると次のように書いてあります。

白( Chardonnay、稀に Pinot Blanc または Pinot Gris )は極めて淡い金色から淡い金色、樽熟成されたものは黄色を帯びる。

おや? ピノ・グリだけでも造られるのかな? ということでアペラシヨン・ブルゴーニュの葡萄規定を調べると

1°- Encépagement
a) - Les vins blancs sont issus des cépages suivants :
- cépages principaux : chardonnay B, pinot blanc B ;
- cépage accessoire : pinot gris G.

a) - Vins blancs :
La proportion du cépage pinot gris G est inférieure ou égale à 30 % de l’encépagement.

主要葡萄はシャルドネとピノ・ブラン、補助葡萄として栽培比率 30% 以下という制限があります。即ちシャルドネ100%、ピノ・ブラン100%はOKですけどピノ・グリ100%では法令違反となってしまいます。

それでは何故こんなワインが堂々と売られているのでしょう?



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