ワインと葡萄

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Kadarka N 正式名称 KADARKA KEK その2


カダルカと Franz Liszt フランツ・リストについてはこちらを見て欲しい。

作曲家フランツ・リストが毎年ローマ法王宛にカダルカで造られたワインを送っていたのを再現しようと試みたのか、21世紀になってからカダルカのワインを当時のローマ法王ベネディクト16世に送ることにしたそうだ。

ということはハンガリーで嘗て隆盛を誇っていた当該葡萄だが、近年は専ら西ヨーロッパ産の葡萄に押されていたのは間違いないようだ。しかし温故知新、カダルカを復活させようと努力しているのが現状らしい。

以前のブログに書いたがハンガリーの赤ワインで昔から知られているエグリ・ビカヴェールに当該葡萄が多く使われたのは昔の話のようだ。

現在のハンガリー・ワイン法からこのビカヴェールの葡萄規定を見てみよう。

結論から先に云うと下記の13種類の葡萄を少なくとも3種類ブレンドしなければならない。

VI. ENGEDÉLYEZETT SZŐLŐFAJTÁK
CLASSICUS BOROK: Bikavér:
Kékfrankos, Kékoportó, Kadarka, Blauburger, Zweigelt, Cabernet franc, Cabernet sauvignon, Merlot, Pinot noir, Menoire, Turán, Bíborkadarka, Syrah.

ケクフランコシュ、ケコポルト、カダルカ、ブラウブルガー、ツヴァイゲルト、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、ピノ・ノワール、メノワール、チュラン、ビーボルカダルカ、シラー。

正式名称で紹介するとスロヴェニア原産の BLAUFRAENKISCH ブラウフレンキッシュ、同じくスロヴェニア原産の PORTUGIESER BLAU ポルトゥギーザー・ブラウ、カダルカ・ケック、オーストリア原産のブラウブルガー、オーストリア原産のツヴァイゲルトレーベ・ブラウ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー・ノワール、ピノ・ノワール、ハンガリー原産のメドック・ノワール、ハンガリー原産のチュラン、ハンガリー原産のビーボルカダルカそしてシラーの13種である。

見て分かる通りフランスからの外来種が目立つ訳である。カダルカはいつの間にかハンガリーに於いて肩身の狭い思いをしていたと推測する。

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