ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

ワイン大学第376回祇園いわさ起
祇園を食べ慣れた方なら「阪川さんのはす向かい」で通用するのだが、一般には非常に分かりづらい場所である。場所は所謂祇園南側で、京阪祇園四条や阪急河原町から四条通南側歩道を東へ向かう。花見小路の交差点を越えさらに東へ向かうと右側向こうにアパホテルがありその角を右折する。すぐに突き当たるので(右手手前角は三浦)左折すると右側に「阪川」の表示があるのでそこを右折(角東側はもりわき)、丸山本店を右側に見て次の角を左折(角は波木井)、阪川の手前左側がこのお店。

店内は靴のまま上がるのだが靴を脱いでしまう人が続出。玄関先に案内板でも欲しいところだ。


先ずはシャンパーニュ・エクストラ・ブリュットで乾杯、お料理はご覧の通りの八寸盛り。柿釜には、柿と百合根、赤い八幡蒟蒻を胡麻餡で和えてある。猪口には占地なめ茸の霙和えにいくら天盛り。新秋刀魚の小袖寿司に酢取り茗荷、車海老の旨煮、干し葡萄入り松風カステラ、変わったところではモッツァレッラの味噌漬けか。さらには銀杏や菊花菊菜榎木の浸しと柚子釜に筋子など盛り沢山。

一品ずつ小出しする店が多い中、このような供し方は非常に有り難い。


煮物椀は豊年鱧、椀妻に南瓜麩と松茸、三つ葉が添えられ吸い口は松葉柚子。俵型に成型されさっと揚げた鱧が実に良い。松茸も薫り高いホンマモン。


造りは天然の鯛、そしてボストンからの本マグロ、そして剣先烏賊。烏賊には菊花が盛られ胡麻油塩で食べると実に旨い。鯛もよく活かっており目の前で切り分けられる。鯛の肝は湯通しして付け合わせに、鮮度と出所は間違いない。


焼き物は子持ち鮎の唐揚げ。ピンピン飛び跳ねる鮎に包丁を入れ、手際よく衣を纏い唐揚げに。花山椒醤油の吉野仕立てがソースで、頭から尻尾まで食べられる。



次は何と牛テールの登場。茶碗蒸しの中にじっくり煮込んだ牛テールがゴロゴロ、茶碗蒸しの上にはテールスープが張られ、茶碗蒸し+テールスープといった感じ。白髪葱が天盛りされ黒胡椒が振られる。ボリュームタップリの料理だ。


焚き合わせは穴子と小蕪に飛龍頭、菠薐草が添えられ振り柚子。すり柚子ではありません。


▼続きを読む
| ワイン大学 |
| 05:09 PM | comments (0) | trackback (x) |

栗渋皮煮入り大福

何とかして名店と云われるまでになりたいと思う菓子職人が多い中、テレビや雑誌など一切の取材お断りという頑固一徹なお店がある。

「店と屏風は広げ過ぎると倒れる」の格言を守り、マイペースで和菓子作りに専念する。また生菓子には一切の添加物を使わないという。


産地に拘る大粒の栗が丸ごと1個どころか、それ以上入っており重さは軽く 100 グラムを超える。これほど中身の大きい栗大福は他に例はないだろう。大きいだけでは評価しないが、この大きさで1個 250円という破格の安さである。

話は変わるが、最近大阪市内にも店を構えたパン屋、肝心の本店のパンが不味くなってしまった。気が付かない人が多いそうだが食べてみると味の違いは明白である。
| 食べ歩き::お気に入りの店 |
| 03:14 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::2016年10月16日
All Rights Reserved./Skin:oct