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Grenache N 正式名称 Garnacha Tinta



フランス政府は当該葡萄をワイン法に於いて Grenache N と表記、そしてまた自国で育つ葡萄として Grenache N と登録しているが、グルナッシュに Noir ノワールの頭文字「N」 を付け足しているだけで省略も甚だしい訳である。本来の名称である Grenache Noir グルナッシュ・ノワールと改めるべきであろう。

正式にはスペイン原産なのでガルナッチャ・ティンタとスペイン語だが、VIVC2 では英語に置き換えた表記である。ちなみにポルトガルでは同じ表記の GARNACHA TINTA だが、ガルナッチャ・チンタと発音する。VIVC2 のサイトから現在シノニムは134あり赤字で示されたシノニムはヨーロッパ各国での公式登録名である。国が違えば葡萄の名称も変わると云うこと。

拙ブログではこちらで取り上げた。

さて当該葡萄を単独で使用しなければならないという葡萄規定を持つ AOC がある。

それは Rivesaltes リヴザルトであり、リヴザルトに「Grenat」グルナの表示を伴うものはグルナッシュ・ノワールのモノセパージュとの規定があり、他のグルナッシュ・グリやブランなどは使えない。法令の全文はこちら、葡萄規定だけコピーすると

Vins susceptibles de bénéficier de la mention grenat
Grenache N

同じリヴザルトでもアンブレ、ロゼもしくはチュイレの表示のあるものは下記の通り主要葡萄としてグルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ノワール、マカブーそしてトゥルバを使い補助葡萄(20%以下)としてミュスカ・ア・プティ・グラン、ミュスカ・ダレクサンドリーが使えることになっている。

Vins susceptibles de bénéficier de la mention ambré , rosé ou tuilé
― cépages principaux : grenache blanc B, grenache gris G, grenache N, macabeu B et tourbat B (dénommé localement malvoisie du Roussillon) ;
― cépages accessoires : muscat à petits grains B et muscat d'Alexandrie B (dénommé localement muscat romain)
La proportion de l'ensemble des cépages accessoires est inférieure ou égale à 20 % de l'encépagement.


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| 05:38 PM | comments (0) | trackback (x) |


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