ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Genouillet N




ジュヌイエ、拙ブログではかなり詳しくこちらで取り上げた。ロワールで昔栄えた黒葡萄である。フィロキセラで絶滅したと思われたのだが、1990年発見され現在再生を試みている状況である。

最も詳しい文献はこちら、ウェブ魚拓を取ってあるので一読を勧める。

VIVC の最新パスポートデータはこちら、自然交配による黒葡萄でその親は次の通り

Pedigree confirmed by markers  HEUNISCH WEISS × TRESSOT

Prime name of parent 1  HEUNISCH WEISS

Prime name of parent 2  TRESSOT NOIR

母親がフランスで忌み嫌われた白葡萄グエ、正式名称ホイニッシュ・ヴァイス、父親はトゥレソ・ノワール。それぞれリンクがあるので参照されたし。

3年前の拙ブログではトゥレソ・ノワールの親子関係について「トゥレソ・ノワールは DURAS を母、VERDOT PETIT を父として生まれた交配種」としたが当時の VIVC のパスポートデータに基づくものであり現在は親子関係は空欄となっており、前説は否定されている。

ジュヌイエのシノニムは現在のところ 12 報告されていて次の通り

GENOILLERE
GENOILLERET
GENOILLET
GENOUILLAT
GENOUILLE
GENOUILLERET
GENOUILLET NOIR
GENOUILLET ROUGE
GENOYERE
GROS MORET
MORET NOIR
PLANT MERCIER

さてこの復活を試みている葡萄から早くもワインが出来た模様である。こちらに画像もある。



2012年ヴィンテージから販売されている。ワインはその名も「Renaissance Genouillet」、生産者は Maryline Smith 女史、Quincy にある Domaine de Villalin でサイトはこちら

ワインはロゼ、どんな味香りだろうか、日本での販売は今のところ無いはずだが。
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| 05:27 PM | comments (0) | trackback (x) |

Gascon N




ガスコンロではない、ガスコンという名前の黒葡萄で古代葡萄の一つ。拙ブログでは 2013年 1月にこちらで取り上げた。

フィロキセラの襲来以前は広く栽培されていたようだが、接ぎ木には向かない葡萄なのか、1998年以降フランス全土の栽培面積は僅か 1ha となっている。これは恐らくフランス農学研究所などで保存のため栽培されているだけのはず。

VIVC のパスポートデータはこちら、シノニムは3年前と比べると若干だが増えている。

またガスコンをシノニムとする葡萄は当該葡萄以外に3つある。

BRUMEAU NOIR 1703
MANSENG NOIR 7340
MONDEUSE NOIRE 7921

ブリュモー・ノワールはフランス原産の黒葡萄だが政府の認定は受けていない葡萄であり、マンサン・ノワールモンドゥーズ・ノワールは拙ブログで既に紹介済みである。

当該葡萄の親子関係については未解明ながら、Tressot Noir との親子関係が認められているとのこと。どちらが先祖でどちらが子孫かは不明だが、近い将来 VIVC のパスポートデータが書き換えられる可能性が高い。

さて法律上ガスコンを使うことが出来る IGP についてはこちらのサイトに掲載されているが、これは法令の葡萄規定に記載されている文言について、解釈の誤りだと思う。

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Garonnet N 一部訂正
ガロネの親子関係で父親を「SUBEREUX」と表記したが、正しくは「Subéreux」であり、発音は Forvo のサイトからこちらを参照されたし。第1音節にアクセントがありカタカナ表記するとシュベルーとなる。

VIVC は英語表記だから本来の名称から遠ざかってしまう場合が多々あるので注意が必要だ。

この場合 Sube・・・ではなく、Subé・・・とアクサン・テギュが付くのでシュベルーとなる。
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