ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Furmint B




画像はフランスで栽培される葡萄のサイトから拝借した。

フランス政府の定める葡萄目録であるから、フランス語読みする訳で私は「フュルマン」と表記する。ハンガリー原産だがハンガリーの公式登録名称はDEMJEN であり Furmint ではない。尚DEMJEN はハンガリー語でどう発音するのか調査中である。

クロアチアに於いても公式登録されているがその名称はMOSLAVAC モスラヴァクである。

親子関係は遺伝子分析の結果判明しており次の通り

Pedigree confirmed by markers HEUNISCH WEISS × ALBA IMPUTOTATO

Prime name of parent 1  HEUNISCH WEISS

Prime name of parent 2  ALBA IMPUTOTATO

母親となる葡萄はホイニッシュ・ヴァイス、父親がアルバ・アンピュトタートである。VIVC のパスポート・データはこちら、全面改定され見やすくなったしリンクも繋がりやすくなった。サイトを開いて父親の ALBA IMPUTOTATO をクリックすればその親子関係も分かるし、さらに遡ることも容易である。

拙ブログでは2012年 12月 30日にこちらで取り上げたが親子関係については常に最新の情報を見て頂きたい。

さてこの葡萄はフランスに於いて重要な存在ではないが、アペラシヨンを有するカテゴリーでは唯一 Palette に使うことが出来る葡萄であることは知っておいて貰いたい。

ちなみに2011年現在フランスでの栽培面積は僅か 0.1ha 、しかしながらこちらのサイトでは使える範囲が実に広いことになっている。

AOC Palette の葡萄規定、白ワインに関するところをピックアップしておく。

1°- Encépagement
a) - Les vins blancs sont issus des cépages suivants :
- cépages principaux : araignan B (dit picardan B), bourboulenc B, clairette B, clairette rose Rs ;
- cépages accessoires : aragnan B, colombaud B, furmint B, grenache blanc B, muscat à petits grains B, panse muscade B ou panse du Roy René, pascal B, piquepoul blanc B, terret gris G (dit terret bourret), ugni blanc B, ugni rosé Rs.

a) - Vins blancs
- La proportion des cépages principaux est supérieure ou égale à 55 % de l’encépagement ;
- La proportion du cépage terret gris G est inférieure ou égale à 20 % de l’encépagement.

パレットの葡萄規定やその他諸々は拙ブログのこちらを参照されたし。
| ワイン雑感 |
| 06:14 PM | comments (0) | trackback (x) |

AOC Côtes de Nuits-Villages について総括
アペラシヨン・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュは法律上ブルゴーニュはコート・ドール、コート・ド・ニュイ地区の北部2コミューン(フィサンブロション)と南部3コミューン(プルモー・プリセコンブランシアンコルゴロワン)の領域の一部だが、法令が定められた当時とは異なり、フィサンはアペラシヨン・フィサンという確固たる地位を築いたので除外すべきコミューンである。また元来フィサン・プルミエ・クリュに指定されているリュー・ディはアペラシヨン・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュから除外されている。

現在アペラシヨン・フィサンは世界中に知られていて赤・白のワインはコート・ド・ニュイ・ヴィラージュとして販売されることは先ず無い。

ブロションはアペラシヨン・フィサン(プルミエ・クリュ)を名乗れる区画を含んでいてそのリュー・ディは Queue de Hareng もしくは Clos de la Perrière で面積は 1ha 62a 33ca である。またブロションには AOC ジュヴレ・シャンベルタンを名乗れる区画が数多く存在する。ブロションに畑がありジュヴレ・シャンベルタンを名乗れるリュー・ディは次の通り

Billard 9ha 18a 30ca
Les Jeunes Rois 4ha 31a 70ca
Le Créot 4ha 84a 13ca
Les Journaux 2ha 65a 65ca
Les Gueulepines 1ha 84a 45ca
Le Carré Rougeaud 1ha 79a 18ca
Les Champs Perriers 2ha 97a 84ca
Les Croisettes 2ha 15a 95ca
Les Evocelles 10ha 44a 12ca
Meix Bas 4ha 44a 83ca

だが上記のフィサン及びジュヴレ・シャンベルタンを名乗れる区画以外はアペラシヨン・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュとしてしか販売出来ない。それらのリュー・ディは次の通り

Queue de Hareng 9ha 24a 85ca
Préau 11ha 86a 12ca
Créole 3ha 58a 69ca
Les Carrés 1ha 77a 49ca
La Mouille 2ha 13a 64ca
Vignois 6ha 16a 14ca
Les Meix au Maire 1ha 04a 43ca
Crétevent 95a 49ca
La Croix Violette 4ha 19a 30ca
La Mazière 51a 59ca
Le Meix Fringuet 40a 88ca


従って北部では上記の11リュー・ディがアペラシヨン・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュでクリマの名前を伴うものとして販売される可能性が高いと云える。

一方南部の場合、プルモー・プリセの大半はアペラシヨン・ニュイ・サン・ジョルジュを名乗れる区画であり、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュしか名乗れないのは次の3区画だけである。

Les Vignottes 6ha 53a 16ca
Au Leurey 5ha 76a 84ca
Les Terres Blanches 4ha 97a 30ca


南部のコンブランシアンとコルゴロワンの全てのリュー・ディが、アペラシヨン・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュの対象である。

従って現在リュー・ディの名前を伴うコート・ド・ニュイ・ヴィラージュは上記の北部ブロションの11区画と南部のプルモー・プリセの3区画、そして南部コンブランシアン、コルゴロワンの全てのリュー・ディに限られる訳だ。

コンブラシアンとコルゴロワンのリュー・ディについては拙ブログのこちらをご覧あれ。
| ワイン雑感 |
| 12:04 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::2016年09月10日
All Rights Reserved./Skin:oct