ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Courbu noir




クルビュ・ノワール、拙ブログではこちら で取り上げたが、画像を拝借したサイト でも 2006年現在 1.2ha しか栽培されていないとしている。これはフランス全土での栽培面積である。

即ち絶滅危惧種である。

現在のVIVC パスポートデータはこちら シノニムは3年前 より倍以上増えて5つ

COURBU ROUGE
COURBUT
DOLCEDO GRUENSTIELIGER
DOLCEOLO
NOIR DU PAYS

太字が新規のシノニム。

シノニムから類推するとフランス以外にイタリア、ドイツ・オーストリアにも栽培されていたかも知れない葡萄だがとにかくメジャーではない存在。

以前にも書いたがアペラシヨンを名乗れるのは AOC ベアルンのみ、主要葡萄ではなく補助葡萄。

念のため現行法 AOC Béarn の赤・ロゼの葡萄規定をコピー、以下の通り。

b) - Les vins rouges et rosés sont issus des cépages suivants :
- cépages principaux : cabernet franc N, cabernet-sauvignon N, tannat N ;
- cépages accessoires : courbu noir N, fer N, manseng N.

主要葡萄はカベルネ・フラン、カベソーそしてタナー。補助葡萄として当該葡萄、フェール、マンサン・ノワール。

b) – Vins rouges :
Pour les vins rouges, la proportion des cépages principaux est supérieure ou égale à 80% de l’encépagement ;
- La proportion du cépage tannat N est supérieure à 50 %.
- Ces obligations ne s’appliquent pas aux opérateurs producteurs de raisins ne vinifiant pas leur production, exploitant moins de 1,5 hectare en appellation d’origine contrôlée et dont l’exploitation respecte une proportion de cépages principaux supérieure ou égale à 50 % de l’encépagement.

赤ワインの場合主要葡萄の比率は 80% 以上、しかも主要葡萄の内タナーは 50% 以上という規定。ということは当該葡萄は 20% 以下という規定であり、10% 以下とするこちらのサイトと矛盾する。

しかも 1.5ha に満たない栽培農家の場合主要葡萄が 50% 以上ならよしとされる例外条項があるのでひょっとするとかなりの割合でブレンドされる場合があるかも知れないということ。

c) – Vins rosés :
La proportion des cépages accessoires est inférieure ou égale à 30 % de l’encépagement.

ロゼの場合補助葡萄の栽培比率は 30% 以下という規定。

| ワイン雑感 |
| 06:33 PM | comments (0) | trackback (x) |


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