ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Caladoc N



カラドック、拙ブログでは以前こちらでご紹介しました。画像はフランスで栽培される葡萄のサイトから拝借しました。

VIVC のパスポートデータですが2年前に取られたウェブ魚拓がこちら、バージョンは2013年1月25日付のもの。シノニムは1つしかありませんでしたが新しいパスポートデータはこちら、後者を見ると親子関係が証明された模様です。尚ウィキペディアによるとKではじまるシノニムについては次の通り

Kaladok (which is a Latin transliteration of the Slavic transliteration: Каладок)

葡萄のシノニムについては使用する文字が異なるため世界的に統一することは不可能ということでしょう。実際その葡萄が栽培されているところでの呼び方がシノニムである訳ですから、当然その呼び名はその国で使われる原語・文字で表記されているので英語には訳すことが容易ではありません。

さてカラドックは1958年モンペリエのフランス農学研究所に於いてポール・トルーエル氏により交配に成功した黒葡萄。母親となる葡萄はフランスでのシノニム・グルナッシュ・ノワール、父親がコット。正式名称で申し上げると母親はスペイン原産なのでスペイン語のガルナッチャ・ティンタ、父親がコットということです。

3年前の拙ブログですがリンク先が途切れてしまっており、やはりウェブ魚拓を取っておいたら・・・と悔やむばかりでございます。特に困るのはフランス農学研究所のサイトが閉じられてしまったこと。この葡萄については次の事柄が重要なのです。3年前のブログからコピーさせて頂くと

この品種は1989年からアルプ・マリティーム県、アルデッシュ県、オード県、ブッシュ・デュ・ローヌ県、コルス県、ドローム県、ガール県、エロー県、ピレネー・ゾリエンタル県、ヴァール県そしてヴォクリューズ県の推奨品種となっていて栽培が急に伸びている様子です。

新フランス葡萄品種のサイトからフランス国内の栽培面積の変化を見ると 1988年ではたった 64ha だったものの 2011年では 2,620ha と驚異的な伸びを示しています。

現在のところAOC ワインには全く使うことが出来ませんが IGP のワインに使うよう推奨されているからこそ栽培面積が飛躍的に増えた訳です。またフランス以外にはスペインの他ブルガリア、ロシア、ポルトガルに南アメリカそしてレバノンで普及しているのが現状とのこと。

グルナッシュとコットもしくはマルベックは両方ともワイン生産によく使われる葡萄ですから、これらの交配種なので美味しいワインが期待出来そうです。

| ワイン雑感 |
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Copyright © 2006 ワインと葡萄::2015年11月02日
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