ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Biancu Gentile B

画像は VIVC のこちらから拝借しました。フランス政府の登録するこの葡萄の名前は Biancu Gentile ですが VIVC に登録された正式名称は BIANCU GENTILLE ビアンク(キュ)・ジョンティーユとなっています。Forvo の発音に「Biancu」は見当たりませんが「Gentille」はこちら を開いてお聞き下さい。ジャンティーユというよりジョンティーユに聞こえるように思います。拙ブログではこちらで紹介致しました。

画像を見るととても大きな葡萄の房ですね、全長は30cm ほどあります。

コルシカ島南部の Sartène サルテーヌを原産地とする古代品種で現在も尚栽培され、その栽培面積は拡大途上にあります。

この葡萄だけで造られたワインの一例はこちらで、この生産者について詳しいサイトはこちらです。ビアンク・ジョンティーユ100% でワインを造ると、AOC ヴァン・ド・コルスではなくコルス全体をカバーする IGP Île de Beauté イル・ド・ボーテしか名乗れません(さらに広範囲をカバーする IGP Méditerranée も名乗れますけど)。AOCヴァン・ド・コルス、AOC アジャクシオの白ワインの主要品種はヴェルメンティーノです。ビアンク・ジョンティーユは補助品種ですのでブレンドされても10% 以下という規定になっているからです。

VIVC のパスポートデータはこちら、シノニムは3年前よりその数が増え現在は10となっています。コピーさせて頂くと

BIANCA GENTILE
BIANCO GENTILE
BIANCONE GENTILE
BIANCU GENTILE
BIANCU GHJENTILE
GHIENTILE
GHJENTILE
GHJINTILI
JENTILE
UVA GHJENTILE

フランスで栽培される葡萄のサイトから 2008年では僅か 3ha だった栽培面積が 2011年には 13ha に増えています。さらにこちらのサイトを見ればその栽培面積は15ha と増えています。古代品種とのことですが最近の栽培面積の伸びが大きいので美味しいワインが出来ているのかも知れません。個性ある葡萄の復権を望みたいと思います。

| ワイン雑感 |
| 06:38 PM | comments (0) | trackback (x) |


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