ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Aubin vert B

オーバン・ヴェール、直訳すると緑のオーバン。オーバン・ブランと比べて緑色が濃いのでしょうか? 画像は VIVC のこちらから拝借致しました。

拙ブログではこちらで取り上げました。

VIVC のサイトからオーバン・ヴェールのペディグリーについて現時点で分かっているのは

Pedigree confirmed by markers PINOT × HEUNISCH WEISS
Prime name of pedigree parent 1 PINOT
Prime name of pedigree parent 2 HEUNISCH WEISS

先日のオーバン・ブランは

Pedigree confirmed by markers GOUAIS BLANC × SAVAGNIN = TRAMINER
Prime name of pedigree parent 1 HEUNISCH WEISS
Prime name of pedigree parent 2 SAVAGNIN = TRAMINER

オーヴァン・ヴェールはピノが母、ホイニッシュ・ヴァイスを父として生まれた葡萄。ですが同じオーバンと名の付く葡萄のオーバン・ブランはホイニッシュ・ヴァイスが母、サヴァニャン・トラミネールを父として生まれた葡萄。
似たような名前の2つの葡萄ですが父母は入れ替わっているので近似種と云えるのかどうか、微妙かも知れません。

尚、ここで云うピノとはピノ・ノワールではありません。またサヴァニャン・トラミネールも現在のところ未解明な葡萄であり特定できていない存在であります。

オーバン・ブラン同様フランスはロレーヌ地方原産とするのが一般的な見解。1958年という古いデータですがフランスで 0.4ha 栽培されていたことが報告されています。

以前と同じくシノニムは4例

AUBUN VERT
BLANC D'EUVEZIN
BLANC D'EUVIZIN
VERT BLANC

さてこのオーバン・ヴェールを使うワインですが例のワインと葡萄のサイトによると・・・ またしても御三家を挙げているのです。こちらをご覧下さい。現在殆ど栽培されていないであろう葡萄が IGP ペリゴール、同じく IGP アトランティクの主要品種であるなど法令の解釈を誤った判断であります。

ホイニッシュ・ヴァイスの子孫であろうと思われる葡萄はフランス全土に存在していた模様です。代表的な存在はシャルドネ・ブラン。ホイニッシュ・ヴァイス、元々オーストリー原産という説が濃厚だったのですが、どうやらフランス原産である可能性が高いように思います。

| ワイン雑感 |
| 02:29 PM | comments (0) | trackback (x) |


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