ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Maskaria Cerasuolo di Vittoria DOCG 2011 Terre di Giurfo Srl.
先ずは表のエチケットをご覧下さい。大きく「Maskaria」マスカリアと表記がありますけどこれがワイン名なのでしょうか? その下段では DOCG 格付けである表記、チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア DOCG とあります。生産者は Terre di Giurfo テッレ・ディ・ジュルフォ、シチリア南東部のヴィットーリアにあるワイナリーです。生産者のサイトはこちらですが他に Dimore di Giurfo ディモーレ・ディ・ジュルフォ名義のワインもあるみたいですけど、こちらを見る限り同じ生産者であるはず。

さて、そのエチケットですけどフランスワインなら原産地名をワインの名前とするのが一般的であるはず。

例えばこちらのワイン、エチケットの上から生産者名、ジュヴレ・シャンベルタン、クロ・デ・ヴァロワイユ、プルミエ・クリュであるということ、そしてこのワインは原産地統制呼称法におけるものであるとの表記、樹齢の高い葡萄の木、畑自体がモノポールであることの表記など。すべてが畑に関する事柄であります。

ところが件のワインの場合、マスカリアは何を示すのか、畑の名前でないことは生産者のサイトを見ればお分かり頂けるはずであります。畑の名前でもない名称を普通フランスワインは使いませんが、イタリアはその限りではないみたいですね。即ちイタリアのワイン法ではエチケットにワイン法で定められた要件以外にワインの呼び名を記載しても一向に問題ないとしているのが現状であります。
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| 03:58 PM | comments (0) | trackback (x) |


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