ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Wine Party with Selvagrossa Cantina piano piano
ワインパーティ・ウィズ・ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティと題するワイン会なら会費に拘わらず申し込みが殺到するかも知れませんが、それがウィズ・セルヴァグロッサとなるとそんなに人は集まりません。ですが来られた方々は想像通りワイン・レストラン業界の通人ばかりでありました。やはり知る人ぞ知るワイン、それがセルヴァグロッサのワインであります。


先ずはアミューズグール、イタリア料理だから Stuzzichino ストゥッツィキーノでしょうか「懐かしのパニーニ」、画像は拡大してありますが全長2センチ足らずの小さなミニバーガーやクロワッサン・サンドなどのミニチュアです。ですがこれが非常に凝っているのです。中でもフォワグラのスモークが出色でした。

飲み物はリスト外で出てきたフェルゲッティーナの造るフランチャコルタ、ノン・ヴィンテージの一番お安いもの。悪くはありませんがあまりにも軽いのでプロセッコか? と勘違いしました。飲み終えるとすぐ注いでくれますがワイン会はこうでなくっちゃね^^ グラス1杯だけしか飲めないワイン会は私の体質には合いません。


次に前菜「天使の海老とジャガイモ、椎茸のインサラータティエピダ」ですがこれが非常に美味しい。天使の海老は冷凍ですが解凍して生で食べられる例の特殊な冷凍技術を使って、その海老を片面だけ炙ってあるので香ばしいのです。

ワインはセルヴァグロッサ唯一の白ワイン、セルヴァビアンコ 2013 。海岸にほど近い自社畑ではなく、ちょっと山手の方に畑を借りて造っているとのことで来年にはラベルに DOC を名乗れそうとのこと。ワインの詳細はこちらですが葡萄はビアンケッロとビアンカーメではなく「現地ではビアンケッロまたはビアンカーメという名称で通っている正式名称トレッビアーノ・トスカノ」とすべきであります。生産者の説明ではトレッビアーノがこの地に植えられて次第に変化してビアンケッロ(もしくはビアンカーメ)になったとのこと。

しかし結論はこちらです。

BIANCAME、BIANCHELLO 両方とも正式名称 TREBBIANO TOSCANO のシノニムであります。

ちなみにこちらをご覧下さい。イタリア政府の見解として正式名称トレッビアーノ・トスカノを Biancame もしくは Trebbiano toscano B. として、また政府公認シノニムとしてBIANCHELLO 、 PROCANICO 、 UGNI BLANC を採用しています。もちろんそれらも 129 あるトレッビアーノ・トスカノのシノニムに含まれています。

さてこのワイン、柑橘系の香りは最初あまり感じませんでしたがしばらく置いていたらハーブ系の香りとりわけローズマリーの風味が感じられたのは面白かったと思います。刺激的成分は少なく、料理によく寄り添うワインであり好感が持てます。


そして魚料理は「淡路岩屋産真鯖の 70℃調理、エストラゴン風味の柿、洋梨と鞘隠元のサラダ」いわゆる真空引きして定温で火を入れる調理法のあと焼き目を付けた鯖ですがとても美味しい。この料理には赤の方がよく合います。

ワインはムスケン、拙ブログのこちらでご紹介しましたが、その 2009年はこちら、また昔にはこちらでも書いてました。発売当初の頃はあまり好みではなかったようです。

2012年のムスケンは良くできたワインで鯖との相性も悪くありません。背の青い魚と白ワインはあまり合いませんので赤を合わせるのが普通であり生産者のご意見も同じでありました。


お料理次はパスタです。「手打ちのパヴェッティーニ、グアンチャーレと白隠元豆、黒キャベツ」豚の頬肉塩漬けが美味しいのと黒キャベツがいい仕事してます。実に良くまとまったお料理でワインが進みます。

ワインはトリンピリンの2009年と2004年、比べると2004年は熟成の妙味が出ていますが2009年も今飲んでとても美味しい。食事に合うのはもちろんですがきつい酸ではなく綺麗な酸味を持っているのが特徴でしょうか。

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| 01:44 PM | comments (0) | trackback (x) |


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Copyright © 2006 ワインと葡萄::2014年10月08日
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