ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの謎
その1:DOCG Brunello di Montalcino に使われる唯一の葡萄は・・・

イタリアのワイン法での位置づけは最高ランクの DOCG に格付けされるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。数ある DOCG の中でピエモンテのバローロとバルバレスコ、トスカーナではブルネッロ・ディ・モンタルチーノがイタリア赤ワインの最高峰であることは周知の通りであります。

前者2つのワインに使われる葡萄はネッビオーロ、後者に使われるのは法律上注記はあるものの「サンジョヴェーゼ」となっています。イタリアのワイン法のサイトからこちらをご覧下さい。コピーさせて頂くと

Il vino a denominazione di origine controllata e garantita “Brunello di Montalcino” deve essere ottenuto dalle uve provenienti dai vigneti composti nell’ambito aziendale esclusivamente dal vitigno“Sangiovese” (denominato, a Montalcino, “Brunello”).

注記をそのまま訳すとDOCG ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのワインに使うことの出来る葡萄は(現地モンタルチーノでは「ブルネッロ」として知られる)「サンジョヴェーゼ」と限定されています。

これが法律上のセパージュに関する項目であり、ハッキリと「Sangiovese」と明記されています。

ところが実際に現地へ行かれこの葡萄をご覧になったなら、多くの方は違和感を覚えられるはずであります。

何故かと申しますとブルネッロ・ディ・モンタルチーノに使われる葡萄は粒がとても大きく、キアンティ地区で見掛けるサンジョヴェーゼとは全く大きさが異なります。キアンティ地区のサンジョヴェーゼとモンタルチーノ地区でのサンジョヴェーゼが同じ葡萄とはとても考えられないのであります。

| ワイン日記::イタリアワイン |
| 05:27 PM | comments (0) | trackback (x) |


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