ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

オッサン4人で黒トリュフを食らう
オッサン4人で新年会。メンバーは祇園を食べ歩いて何十年という京都の達人、そしてワイン大学・英ちゃん会の常連さんお二人という強者ばかり。


先ずは生海胆のタルトに黒トリュフのスライス。所謂高級食材の二重奏なのですが、海胆の持つ本来の香りがトリュフに隠れてしまいます。あるいは海胆が香ってなかったのかも知れません。またちょっと場違いなセルフィーユも不要ではないでしょうか。

よくある生海胆、いくら、キャヴィアなど高級食材を鏤めたアミューズなど趣味ではありません。

これに替わるべきアミューズは「トリュフ入りキッシュ」などは如何だったでしょうか。極単純にベーコンと菠薐草のキッシュを仕込み生地の中に黒トリュフの分厚いスライスを加えるだけでトリュフ香の楽しめる素敵なキッシュとなったはず。


次は柑橘類のジュレに生牡蠣、トリュフと黒オリーヴのピューレにトリュフスライス。

これには困りました。大体生牡蠣にトリュフなど合わせようという思惑が私には理解出来ません。トリュフはキノコですから生ものとの相性は良くないはず。

それに柑橘類の香りとトリュフの香りは相反する類であります。香りの異なるもの同士、反発するのは必至です。


「鰯とトリュフのリエット」というメニューだったのですが登場したのはトーストしたサンドイッチ。

「オッサン4人ならよく食べそう」と思われたのかも知れませんが、いくら何でも量が大過ぎ、またパンの耳はカットして貰いたかった。鰯のようなクセのある食材にトリュフを合わせる必要性を感じません。


そして「ブルターニュの鶉フリット」。

残念だったのは敷いてあるトリュフの入ったピューレ。増量剤としてオリーヴのペーストを使ったのでしょうか、これが妙に甘いのです。またその周りのオリーヴオイルも不要。変に脂っぽくなってしまいました。

ですがカリッと揚がった鶉とトリュフの歯触り、その両者のコンビネーションは良かったと思います。

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| こだわり食材 |
| 11:39 AM | comments (0) | trackback (x) |


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