ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

La Canopée Jurançon Sec 2011 AC Jurançon Domaine Cauhapé
綺麗な表のラベルは実はダミーであり、本来のエチケットは裏面のもの。ですがダミーには「La Canopée」と印字されているのに肝心のエチケットには間違って「La Canop」と印刷されてます、困りますね。

先日の「Geyger」ジェゼール(間歇泉の意味)は数種類のブレンドでしたが、こちらはマンサン・プティ・ブラン1種類だけで樽熟成させた高級品。

さて輸入元の情報では「プラスティック栓」とありましたがキャップシールを剥がすと紛れもなく天然コルクであります。

必ずしも生産者のサイトが正しいとは限りませんが輸入元の示すデータと生産者が自らのサイトで公表する数値にかなりの相違があります。

まずは輸入元のデータによると

品質分類・原産地呼称 A.O.C.ジュランソン・セック
品種 プティ・・マンサン 100%
年間生産量 9300本
栽培面積 2ha
収量 32hl/ha
樹齢 15年
土壌 珪素粘土質
醸造・熟成 熟成:オーク樽 11ヶ月(フレンチオーク、225L、新樽比率10%)

昨日申し上げたようにワインのカテゴリーでは「ジュランソン・セック」に間違いありませんが、事法律によるワインのアペラシヨンは何かと問われたら答えは「ジュランソン」以外の何物でもありません。従って AOC はJurançonジュランソン・セックとはなりません

プティ・・マンサンは敢えて指摘しません。

で、小学生の知識で分かるはずですが栽培面積が 2ha でヘクタール当たりの収量が 3,200リットルですから生産量は 6,400リットル。750cc のボトルに詰めると 8,533本になるはずですが、どういう訳か 9,300本となっています。サイトを構築するに際し何方も気付かないのは困ります。

樹齢とは「平均樹齢」のことでしょうか 15年とは若すぎるような気がします。

次に生産者のサイトをご覧下さい。

TERROIR Argilo-siliceux, exposé au sud-est.

DEGRÉ 14.5°

CÉPAGE Petit manseng. Vignes de 30 ans et plus. Cueilli vers le 20 novembre.

RENDEMENT 28 hectolitres à l'hectare.

VINIFICATION Pressurage direct.

ELEVAGE Fermentation en barriques d'un vin et élevé sur lies totales suivi d'un batonnage pendant 10 mois.

輸入元のサイトと大きく食い違うのは「樹齢」です。「15年」の2倍あるいはそれ以上なのに、こんな低い数値は何処から出てきたのでしょうか。そして収量は32hl/ha ではなく 28hl/ha 。販売に有利なデータではないと思われる数値を並べるのは如何なものかと申し上げたい。

葡萄の摘み取りは11月20日前後と云うことはかなりの「遅摘み」ですが果たして本当に辛口に仕上がっているのでしょうか?

▼続きを読む
| ワイン日記 |
| 12:49 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::2013年07月20日
All Rights Reserved./Skin:oct