ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Crémant de Loire Brut NV Château de l'Aulée
100% Chenin Blanc で造られたクレマン・ド・ロワールです。もちろん手摘み、選果台で選りすぐった葡萄のみニューマティック・プレス2台を使いやさしく圧搾、ステンレス醗酵槽にて第1次醗酵を行ない、瓶内第2次醗酵の期間は法定よりも長い24ヶ月。生産者はシャンパーニュ・ボランジェに勤めていた女性醸造家であります。

シュナン・ブランに適したシレックスの混じった土壌、テロワールも理想的なのでしょう、結果的に旨味成分が濃厚であります。

高貴な香り、また熟成による味の変化はシャンパーニュを凌ぐ可能性が高いと思います。
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Geyser Jurançon Sec 2011 AOC Jurançon Domaine Cauhapé
久し振りにワインのご紹介です。ドメーヌ・コアペの新入荷は辛口のジュランソン、畑の名前かどうか分かりませんが「Geyser」ジェゼーという名前になっています。輸入元のデータを見ると

品質分類・原産地呼称 A.O.C.ジュランソン・セック
品種 プティ・マンサン 30% グロ・マンサン 30% カマラレ& 30% クルビュ 5% ローゼ 5%
年間生産量 20000本
栽培面積 3ha
収量 52hl/ha
樹齢 15年
土壌 珪素粘土質
醸造・熟成 熟成:ステンレス・タンク熟成 4ヶ月

1行目のアペラシヨンはジュランソン・セックではなく「ジュランソン」、アペラシヨン・ジュランソンに含まれるデノミナシヨンはジュランソンだけで、生産物として次の3つが存在します。

1. Jurançon
2. Jurançon sec
3. Jurançon vendanges tardives

アペラシヨン、デノミナシヨン、生産物 PRODUIT の区別が分からないと困ります。

2行目の「カマラレ&」、末尾に「&」が付くのは意味不明ですが恐らく生産者のサイトからコピーしたとき紛れ込んだのでしょうね。正式名称で申し上げるとマンサン・プティ・ブランマンサン・グロ・ブラン、Camaralet de Lasseube カマラレ・ド・ラスーブクルビュ・ブランローゼ、マイナーな葡萄の情報ですが、この生産者を語るのであれば、ちゃんと説明してもらいたいと思います。

さて開けようとキャップシールを剥がすと合成樹脂のような栓が見えます。NOMACORC の Select 500 という新製品? これは勘弁して欲しい! せめて天然コルクか、できるならばブショネにならない REF もしくは DIAM を使って頂きたい。

グラスに注ぐと残留亜硫酸レベルは極めて低い。補酸なども欠片もなく自然なワインに間違い有りません。珍しい品種をブレンドしていますが奇異な香りもなくフワッとした鼻腔にやさしい香りであります。色は緑を帯びた薄い目で口当たりは非常になめらか。しっかりした酸はありますが強い刺激はありません。

生の真蛸を塩揉みしてもらい足を1本分けてもらいます。沸騰したお湯に放り込み1分湯がいてザルに取り、急速に冷します。タコブツみたいに切って朝採りの胡瓜のざく切りと混ぜエクストラ・ヴァージンに自家製ポン酢で頂きます。

今は蛸が美味しいのでよく食べますが、身の甘さは格別でオリーヴオイルと合わせるとワインと良く馴染みます。

辛口のジュランソン、知らない人が多いはずですが一度お試しになればその素晴らしさをご理解頂けるはず。お高いワインだけを追いかけるのも人生、知らないワインは飲まないのも人それぞれですが知れば納得のワインが世の中にはゴロゴロ転がっています。

ワインはみんなが騒ぐと高くなり、知らない人が多いワインは実にリーズナブルに楽しめるのです。ワインは農産物であり、元々そんなに高い飲み物ではないということを知っていて損はありません。

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