ワインと葡萄

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Velteliner rouge précoce 正式名称 VELTLINER FRUEHROT
Velteliner rouge précoce Rs

Forvo のサイトから発音はこちら、「ヴェルテリナー・フージュ・プレコス」と聞こえるように思いますが如何でしょう。

気を付けて頂きたいのはオーストリアの代表的白葡萄 Grüner Veltliner の Veltliner とはスペルが異なり「t」の後に「e」が入るのです。カタカナ表記するとヴェルテリナーとヴェルトリナーと微妙に異なる訳です。

ですがこの Velteliner rouge précoce はシノニムの一つであり VIVC によると、正式名称は VELTLINER FRUEHROT、ヴェルトリネル・フルーロットでしょうか、イタリア原産の果皮色ルージュの葡萄であります。フランス農水省発表は果皮色ロゼですが、VIVC のデータでは果皮色ルージュという見解であります。

果皮色表記については統一見解を望むところですが学者によって意見が異なると見られ、当分の間どっちつかずの状態が続くと思われます。

紛らわしいですけど、一応フランス農水省が登録している名称のまま取り上げていますので悪しからずご了承の程お願い申し上げます。

で、その VIVC のパスポートデータはこちら、「Photos of the cultivar」の右横の「33」をクリックすると画像が現れます。その中から果皮色ロゼをイメージするに相応しいと思われる画像はこちら。また果皮色ルージュはこちらではないでしょうか。あくまで個人的な感想ですけど。

ですがこちらなどは果皮色「グリ」に近いように思われ、こちらは一見では何色と表現するのか迷ってしまいます。

肝心なことは VELTLINER FRUEHROTは SILVANER を母、VELTLINER ROT を父として生まれた交配種ということ。但し母は普通シルヴァネールと呼ばれる葡萄ではありませんのでご注意下さい。

ちなみにヴェルトリネル・ロットの画像はこちら、この葡萄は果皮色ロゼとなっています。ですけどその中の一つを拡大すると「12931 VELTLINER ROT RG」とありますね。やはりロゼとルージュは学者でも見分けが付かないと云うことでしょう。データ上はロゼ、画像にはルージュとなっていては収拾がつきません。

こちらを見るとオーストリアが一番広い栽培面積を持ち、フランスとドイツは1桁の数字です。ヨーロッパの各国はこの葡萄を承認しています、もっとも好き勝手な名称で呼んでいるみたいですが。

フランス農水省に近いサイトはこちら、画像は極めて不自然ですけど。

さてこの葡萄はフランスのアペラシヨンで認められています。何というワインのアペラシヨンでしょうか?

| ワイン雑感 |
| 04:48 PM | comments (0) | trackback (x) |


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Copyright © 2006 ワインと葡萄::2013年07月01日
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