ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Mancin N
Mancin N

フランス農学研究所関連サイトによるとフランスはアキテーヌ地域圏のジロンド県(即ちボルドー)原産とする黒品種であり、本来はボルドーワインに使われるべき品種だったのかも知れません。フィロキセラの襲来により衰退に追い打ちを掛けられたのではなかったでしょうか。

カタカナ表記するとマンサンですけどピレネー山系に育つマンサン・グロ・ブラン Manseng Gros Blanc やマンサン・プティ・ブラン Manseng Petit Blanc とはスペルが異なり、全く違う品種です。ですから葡萄品種名をカタカナに置き換えるのは間違いの元と考えます。

画像はいつもの元祖フランス葡萄品種のサイトからこちら、新フランス葡萄品種のサイトからこちら、そして VIVC のサイトからこちらを開いて「Zoom +」をクリックして拡大して下さい。葡萄の房は長さ 20cm を超える大きなものであることが分かります。

VIVC のパスポート・データを見るとシノニムは18例報告されていてドイツ、アルゼンチン、スペインでも栽培されている模様です。ですが新フランス葡萄品種のサイトを見ると、発祥の地とされるフランス(恐らくボルドー)では 2011年現在僅か 0.2ha しか栽培されていませんので絶滅寸前という状況であります。

フランスでは絶滅寸前であるにも拘わらず IGP Atlantique , IGP Mont Caume , IGP Perigord など数多くの IGP 葡萄品種規定にその名前があるのはどう考えても不自然であります。実態にそぐわない葡萄品種規定など無意味のはずであり、その地方独特の品種を使ってこそ IGP の名前に相応しいワイン造りが出来るはずであります。

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Copyright © 2006 ワインと葡萄::2013年02月03日
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