ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Lledoner pelut N
Lledoner pelut N

昔の赤本(INAO発行のアペラシヨン原本)ではこの品種を Iledoner pelut なんて印字してありました。どう発音して良いものやら迷ったものです。

今は Forvo のサイトがあるので便利になりました。読み方が分からない時はこちらに尋ねると翌日には判明することが殆ど、ネイティヴな発音なので役に立つはずです。さて Lledoner pelut の発音はこちら「ルドネール・プリュ」でしょうか。

画像は元祖フランス葡萄品種のサイトからこちら、新フランス葡萄品種のサイトからこちらをご覧下さい。画像はありませんがフランス農学研究所関連サイトはこちらをご覧下さい。

これらによるとルドネール・プリュはグルナッシュ・ノワール正式名称ガルナッチャ・ティンタの突然変異で葉の裏が繊毛で覆われているとのこと。ということはピノ・ノワールとピノ・ムニエとの関係と同じと云うこと。

VIVC のサイトはこちら、正式名称 GARNACHA PELUDA ガルナッチャ・ペルーダでやはりガルナッチャ・ティンタの突然変異種としてあります。

纏めるとグルナッシュ・ノワール正式名称ガルナッチャ・ティンタは葉の裏側はスベスベ、ルドネール・プリュ正式名称ガルナッチャ・ペルーダは葉の裏側は毛むくじゃらと云うことです。

フランスでの栽培面積は 2011年では 377ha 、主にラングドック・ルシヨン地区での栽培が多く Corbières, Faugères, Languedoc, Minervois, Minervois-La Livinière, Saint Chinian などのアペラシヨンの主要品種となっています。

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Lival N
Lival N

英語で競合する相手のことは「ライバル Rival」ですけどフランスの葡萄品種 Lival は「リヴァル」と読むとのことで発音は Forvo からこちらを開いてお聞き下さい。

画像付きのデータは元祖フランス葡萄品種のサイトからこちら、また新フランス葡萄品種のサイトからこちらをご覧下さい。フランス農学研究所関連サイトはこちらで、いずれも 1956年フランス農学研究所によって(母)Alphonse Lavallée ×(父) Lignan の交配種として生まれたとあります。

ですが VIVC はこちらの通り内容としては同じですが父の名称が正式名称 LUGLIENGA BIANCA ルグリエンガ・ビアンカ(イタリア原産の白品種でワイン用及び食用の葡萄) としています。

尚 Lival の母 ALPHONSE LAVALLEE アルフォンス・ラヴァレ(ワイン用、食用そして干しぶどう用の黒品種)はこちらの通り KHARISTVALA KOLKHURI (黒品種)× MUSCAT HAMBURG (英国原産の黒品種)の交配種。

KHARISTVALA KOLKHURI とはグルジア原産の黒品種で詳細はこちらをご覧下さい。

MUSCAT HAMBURG ミュスカ・ハンブルグはイタリア原産黒品種 SCHIAVA GROSSA スキアーヴァ・グロッサ × イタリア原産の白品種 MUSCAT OF ALEXANDRIA から生まれた品種であります。

ついでにもう一つ遡るとマスカット・オブ・アレキサンドリアはギリシャ原産の白品種 ミュスカ・ア・プティ・グラン・ブランとイタリア原産黒品種 AXINA DE TRES BIAS アキシーナ・デ・トレス・ビアスとの間に生まれた品種です。

系図で示さなければ分かり難いとは思いますがご容赦の程お願い申し上げます。

ところでこの葡萄、VIVC の分類によるとワイン用ではなく食用品種とのこと。新フランス葡萄品種のサイトによると 2008年のデータですがフランスでの栽培面積は123ha、例によってアペラシヨンを有するワインには使われませんがフランス南部の IGT エローやオードなど多くの IGT 葡萄品種規定にその名が載っています。

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