ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Crouchen
Crouchen B

Crouchen、発音は日本人には大変難しいはずですが Forvo のサイトからこちらをお聞き下さい。カタカナ表記は「クルシェン」が妥当でしょうけど、実際聞こえるのは「クフシェンヌ」のように思います。

画像は元祖フランス葡萄品種のサイトからこちらを、また新フランス葡萄品種のサイトからこちらをご覧下さい。

2つのサイトを纏めるとこの白品種はフランス南西地方のピレネー・ランド地区原産、元祖ではより具体的にアドゥール盆地の原産としています。ランド県のヴィニョーブル・デ・サーブルとベアルンでワイン造りされているがその栽培面積は 2011年現在僅か 0.4ha と絶滅寸前であります。

この品種についてはこちらにかなり詳しい説明がありますが、フランスでは絶滅寸前かも知れませんけど南アフリカやオーストラリアではかなり広い範囲に植えられて入るみたいです。また南アフリカのワインの葡萄品種について書いてあるこちらをご覧頂くと、やはりこの品種はケープ・リースリングという名称(シノニム)でかなり植えられていることが分かります。

VIVC のサイトはこちら、シノニムは次の通り 25 種類報告されています。

BASQUE
CAPE RIESLING
CHERI CERRATIA
CLARE RIESLING
COUGNET
CROCHENTA
CROUCHEN BLANC
CRUCHEN
CRUCHEN BLANC
CRUCHENTA
CRUCHENTON BLANC
GRAND BLANC
KAAPSE RIESLING
MESSANGE BLANC
MESSANGES BLANC
NAVARRE BLANC
PAARL RIESLING
RIESLING
RIESLING VERT
S. A. RIESLING
SABLE BLANC
SALES BLANC
SOUTH AFRICAN RIESLING
TROUCHET BLANC
ZURIZERRATIA

バスクというシノニムはもろにその地葡萄であることを示すもの、いくつかのシノニムに「リースリング」が用いられているのはそれらしい香りなどあるはずです。

さてこの品種で造られたワインが存在します。こちらをご覧ください。これは IGP Landes のワインですが他に IGP では Atlantique や Var とか Perigord など各地の法令の葡萄品種規定に存在するのは名ばかりの葡萄品種規定と云われても仕方ないはずであります。ヴァン・ド・ペイから IGP 表記に変わるのであればそれなりに実情に即した葡萄品種規定へと改正すべきであると考えます。


| ワイン雑感 |
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