ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Counoise
Counoise N

アタマにアクセントのある発音「クノワーズ」は Forvo のサイトからこちらをお聞き下さい。クノワーズはローヌ・プロヴァンスの黒品種で、アペラシヨン・シャトーヌフ・デュ・パープに使用可能な18種類の一つです。
原産地としてフランス農学研究所のサイトではヴォクリューズ県としています。

シャトーヌフ・デュ・パープの葡萄品種規定については拙ブログのこちらを、またその実態についてはこちらをご覧下さい。

先ずは画像、元祖フランス葡萄品種のサイトからこちらをご覧下さい。VIVC のサイトでも Photos of the cultivar の欄に数字表記のある場合、その数字をクリックすると画像が現れます。現れた画像をクリックすると拡大され、さらに Zoom + をクリックすると高画質の拡大画像を見ることが出来ます(但し時間が掛かりますが)。

新フランス葡萄品種のサイトはこちら、フランス全土での栽培面積ですが最近では1988年にピーク 885ha を迎えその後減少する一方でして 2011年では 381ha となっています。

栽培面積の減少ですが理由として考えられるのは次の事柄でしょうか。

主要品種またはブレンドとしてアペラシヨンの葡萄品種規定に載っているのはコトー・デクサン・プロヴァンスと前述のシャトーヌフ・デュ・パープだけであり、他のローヌあるいはプロヴァンス、ラングドックでは全てのアペラシヨンで補助品種となっているはず。シャトーヌフ・デュ・パープに於いては葡萄品種の実態をご覧になればお分かりの通り、法律上使っても良いと云うだけで殆どブレンドされることはない品種であります。ちょっと前まではアペラシヨン・コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ(赤・ロゼ)にブレンドとして組み入れてありましたが現在では補助品種となってしまいました。

補助品種と云うことは別に使う必要はないため、次第に植えられなくなるはずです。

南仏のいろいろな IGP の葡萄品種規定には載っていますが先行き不透明な存在の葡萄品種ではないでしょうか。

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Couderc noir
Couderc noir N (*)

クデール・ノワール、発音は Forvo のサイトからこちらをお確かめ下さい。(*)注釈付きなので種間交雑種の黒葡萄のはず。

先ずは画像を見ることにしましょう。元祖フランス葡萄品種のサイトにはクデール関連では Couderc 13Couderc 4 401Couderc noir と3種載ってますが VIVC によると「Couderc +番号」という葡萄品種は全部で373あり、それらは複雑な種間交雑によって造られるはずであります。これら全ては Georges Couderc ジョルジュ・クデール氏(1850 ~1928)の手によるもので詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。何の目的の種間交雑かと云うと、昔フランスを襲った例のフィロキセラに対抗するためであります。

新フランス葡萄品種のサイトはこちら、栽培面積ですが 1958年には 26,616ha とかなり沢山植えられていたのに 1988年には 2,595ha と 1/10 に激減し、2011年ではさらに減って 192ha となってしまいました。

フランス農学研究所のサイトではこちらで、登録されているクデール関連品種の数は129 だけとなっています。

さてこの品種クデール・ノワールを使うことの出来るアペラシヨンは・・・ と検索しましたがアペラシヨンのカテゴリーでは見付からず、IGP では次の2つにその名前があります(他にもあるかも知れません)。

IGP Ardèche
IGP Méditerranée

この品種からどんなワインが造られるのでしょうか?

元祖によると

Type de vin/Arômes : donne un vin riche en alcool, très coloré au goût se rapprochant du cassis et dans certains cas du "goudron".

アルコールがリッチで色濃くカシスのような味がするのは良いのですが、タールのようなワインになるみたいなのであまり食指が動きません。



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