ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Abbuoto
Abbuoto アッブオート

アルファベット順に葡萄を検索すると知らない葡萄が山ほど有ることに気付きます。とりあえずワインに関係する葡萄を手当たり次第見付けてアップしたいと思います。

さて Abbuoto は恐らくアッブオートと発音するはずですがイタリアの Cecubo という名称のワイン(カンパーニャ州の Roccamonfina IGT )使われていると有ります。

こちらはオランダ語のサイトですがラツィオ州のラティーナ県の Formia, Gaeta, Fondi と Sperlonga のコムーネで栽培されていた記録がありローマ人の詩の記述にある Caecubum というワインはこの葡萄で造られていたと云うこと。

ラティーナ県フォルミアとはローマとナポリの丁度中間の辺りであります。

またカンパーニャ州の Villa Matilde の Cecubo というワインはアッブオート 45%、プリミティーヴォ 35%、ピエディロッソ 20% で造られているとあります。

英語のサイトもありました、こちらをご覧下さい。さらに詳しい記述があります。

このワイン Cecubo di Roccamonfina の葡萄品種欄にはプリミティーヴォと他の土着品種としか表記がありませんけどね。

ですが法令のロッカモンフィーナIGTにこの品種 Abbuoto は見掛けません。

さてVIVCのサイトからこちら をご覧下さい。イタリア原産の黒品種でシノニムは2つ ABOTO と CECUBO とありますので上記のサイトは信頼できる可能性が高いと思います。

VIVCではこの品種のオリジンを PIEDIROSSO × CASAVECCHIA から生まれた品種としています。母方に当たるピエディロッソはこちら、父方のCASAVECCHIAカーサヴェッキアはこちらです。ピエディロッソは有名な品種で何ら問題有りませんが問題は父方に当たるカーサヴェッキア。

このカーサヴェッキアのオリジンを見ると MALVASIA BIANCA DI CANDIA × CECUBO となっています。一見だけでは別の品種みたいに思われるかも知れませんが父方の CECUBO とはシノニムであり正式名称 ABBUOTO のことであります。

ニワトリが先かタマゴが先か

ちなみにカーサヴェッキアの母方とされる葡萄品種は正式名称 MALVASIA DI SARDEGNA 、白品種であります。

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