ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château du Touginas 2005 AC Bordeaux
シャトー・デュ・トゥージナの2005年、アペラシヨンは単なるボルドーです。
ACボルドーはとても範囲が広く東はベルジュラックに程近いところもあれば、西はジロンド河口付近の場合もあります。ですが赤ワインの場合、ジロンド左岸ならメドックやオー・メドックを、また右岸ならコート・ド・ボルドーなど気の利いたアペラシヨンを名乗れるので敢えてACボルドーは名乗ることはないはずです。またベルジュラックに接する場所であっても例えばサント・フォワ・ボルドーなど名乗れる地域はそれに従うはずでACボルドーは名乗らないでしょう。

となると単なるACボルドーという赤ワインはどの辺りが多いかというと・・・

実は白ワインで云うアントル・ドゥー・メールの範囲である場合が多いのです。即ち北はドルドーニュ川、南はガロンヌ川に挟まれた三角地帯、ここで赤ワインを造る場合に多く用いられるのが AC ボルドーという訳です。もちろん ACボルドー・シュペリュールも同じことが云えるはずです。

ラベルの下の方に生産者の場所が印字されています。33540 Coirac 、お通じの薬コーラックと似ていますがフランス語の発音はコイラックではなくコワラックに近いと思います。グーグルアースで位置を探索すると三角地帯のジロンド県ではかなり東の端に近い場所であります。

INAOのサイトでコミューン名「Coirac」で生産される農産物のアペラシヨンを検索するとワイン関連では4つが出てきます。コピーさせて頂くと

AOC - AOP --Bordeaux
AOC - AOP --Bordeaux supérieur
AOC - AOP --Crémant de Bordeaux
AOC - AOP --Entre-deux-Mers

程近いはずですがサント・フォワ・ボルドーの範囲ではありません。北東に 20km も離れていないペルグリュと云うコミューンはサント・フォワ・ボルドーの範囲なのですけどね。

さて生産者はこちらのヴィニョーブル・ギロン、この地で3代続くというワイン生産農家で畑は一部隣村のゴルナックにもかかっているみたいです。

twitter 繋がりではこちらに同じシャトーの(恐らく樽熟成)ハイクラス・ワインが紹介されています。

開けてみましょう。

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