ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

ヴィオニエ その2
ヴィオニエ、元来生育が非常に難しいとされてきた葡萄品種ですがこれだけ沢山植えられてしまっては本来この品種だけに認められたアペラシヨン・コンドリュー、そしてつい最近巨大資本が買収したシャトー・グリエ(アペラシヨンも同名)などその価値が半減どころか地に落ちてしまうかも知れません。

コンドリューとシャトー・グリエは当時(第2次世界大戦後の1950年代から1980年代前半)稀少品種といわれたヴィオニエのみで造られるワインだからこそ高値で取引された訳です。今現在はサン・ジョセフなどでもヴィオニエ100%で造られる銘酒があり、その他南仏では並のコンドリューより遙かに濃厚なヴィオニエ 100% のワインがいろいろ造られています。

アペラシヨン・コンドリューやシャトー・グリエが高値で取引される理由はもはや存在しないと考えます。ワインは味よりもラベルで飲むという御仁がまだまだ大勢居られるので未だに高値が続いているのが現状であります。

昔得たワインの評価はいつまでも文献に残ったままであります。ですが当時の状況を知らない現在のワイン愛好家はそれを鵜呑みにしてはいけないと考えます。

ワインの良し悪しは実際に飲んで比較する「実践比較」が必要であります。

南仏のヴィオニエやサン・ジョセフとシャトー・グリエとを比較すると面白い結果が出ると私は予想します。

| ワイン雑感 |
| 11:59 PM | comments (0) | trackback (x) |


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