ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

メルロー・ノワール Merlot Noir
ワイン大学の定例会などでは何度も説明したはずですが、こちらでは VIVC のサイトを何度か引用させて頂いただけで詳しくは申し上げていませんでした。

普通一般に「Merlot」メルローと呼ばれているこの黒葡萄、正式名称は Merlot Noir メルロー・ノワール、VIVC のサイトからこちらをご覧ください。この葡萄はマグドレーヌ・ノワール・デ・シャラント MAGDELEINE NOIRE DES CHARENTES を母、カベルネ・フラン を父として生まれた交配種であります。

シノニム全てをコピーさせて頂くと

ALICANTE NOIR
BEGNEY
BIDAL
BIDALHE
BIGNEY
BIGNEY ROUGE
BINI BINI RUZH
BIONEY
BLACK ALICANTE
BORDELEZA
BELCHA
CRABUTET
CRABUTET NOIR
CRABUTET NOIR MERLAU
HEBIGNEY
HIGNEY
HIGNEY ROUGE
LANGON
LECCHUMSKIJ
MEDOC NOIR
MERLAU
MERLAUT
MERLAUT NOIR
MERLE PETITE
MERLO
MERLOT
MERLOT BLACK
MERLOT BLAUER
MERLOT NERO
MERLOTT
MERLOU
ODZALESI
ODZHALESHI
ODZHALESHI LEGKHUMSKII
PETIT MERLE
PICARD
PIKARD
PLAN MEDRE
PLANET MEDOK
PLANT DU MEDOC
PLANT MEDOC
SAINT MACAIRE
SEME DE LA CANAU
SEME DOU FLUBE
SEMILHOUM ROUGE
SEMILHOUN ROUGE
SEMILLON ROUGE
SUD DES GRAVES
VIDAL
VINI TICINESI
VITRAI
VITRAILLE

と52も報告されています。

「親」とされる2つの葡萄、カベルネ・フランは周知の通りですがマグドレーヌ・ノワール・デ・シャラントが特定されたのはつい最近と云っても良い 1996年のことであります。ではマグドレーヌ・ノワール・デ・シャラントとはどんな葡萄なのでしょうか?

こちらをご覧下さい。1996年にブルターニュ地方の北部で発見されたこの古代品種はモンペリエの研究所で遺伝子解析された結果メルロー・ノワールやコットなどに関係する品種であることが分かりました。

またこの葡萄は極めて早熟で主に食用として家の前に植えられているケースが多かったとのことです。メルロー・ノワールがカベソーと比べて早く熟するのはこの親の性質を受け継いでいるのでしょうね。

余談ですがアブリューは南西地方で植えられ専ら補助品種的な役割を果たしている葡萄品種です。1954年フランスに於いてこのアブリューとポルトガル原産の TINTA DE(DA) MADEIRA ティンタ・デ(ダ)・マデイラとの間に生まれ、現在主に葡萄ジュースに使われている葡萄がエジオドーラ EGIODOLA であります。エジオドーラの画像はこちら をご覧下さい。

ところがネットの検索で「エジオドーラ」を調べる、こちらを筆頭にとまともな説明が殆ど見付かりません。

| ワイン雑感 |
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