ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Champagne Beaumont des Crayères Grande Réserve Brut NV

Dégorgement le 12 octobre 2010 ベースのワインのヴィンテージは2007年ということがこの印字から分かります。リザーヴワイン(恐らく2005年か2006年)の配合は10~25%程度でしょう。ティラージュが2008年1月以降(一般的には春)のはずですから瓶内第2次醗酵は2年~2年半、ノンヴィンテージながらしっかり熟成させています。

昔何度もお邪魔したボランジェの当時の専務アルヌー・ドートフォイユ氏が仰ってましたがシャンパーニュの熟成とは澱との同居であり自社のシャンパーニュは長期間の瓶内第2次醗酵がその特徴であるとのこと。デゴルジュマンの日付を明記するのは「デゴルジュマンの後はなるべく早く飲んで頂きたいからである」と力説されてました。

即ち本来のシャンパーニュの味わいは瓶詰めされた後1年以内というのが生産者の要望であります。

ところが生産者の思惑とは裏腹に英国を中心とした「遅飲み」を主張する自称ワイン通の人々が多いのです。私の経験では偉大なヴィンテージ以外はボランジェ元専務の意見に賛成であります。例外はテタンジェの2000年記念のマグナムボトル。ヴィンテージ1996を1999年の12月に間に合うよう慌てて瓶詰めしたため異常な程の酸がありました。これは正直申し上げて酸っぱすぎました。ですから輸入元に返品の山となってしまったのです。

ですが2年後だったでしょうか、処分に困った在庫品をテイスティングしたら非常に美味、これはとてもラッキーでありました。

さてノンヴィンテージ・シャンパーニュの場合はと申しますと私はデゴルジュマンからなるべく早く飲む方が良いと思います。理由は出荷時に甘酸のバランスが取れているからなのです。泡こそシャンパーニュの命、気圧が保たれている間に飲むのがベストと考えます。
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| 11:50 PM | comments (0) | trackback (x) |


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Copyright © 2006 ワインと葡萄::2011年11月16日
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