ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Fief de la Grange 2000 Bourgogne Pinot Noir Domaine Bernard Delagrange
ACブルゴーニュながらヴィンテージは西暦2000年と前世紀のものです。輸入元の説明によるとムルソーに本拠を構えていて歴史は比較的浅く1972年創業とのこと。
昔の話で恐縮ですが1980年代から1990年代前半にムルソーはピエール・モレやド・コント・ラフォンその他のドメーヌをいろいろ訪問したのですけどベルナール・ドラグランジュという名を当時聞いた覚えは全くありません。

さてこの生産者、何と「ル・ポマール」と云う名のレストランも経営しています。ワインの生産者が旅籠を兼ねている例はありますが、別の場所でレストランをやっている例は私の知る限り殆ど無いように思いますが如何でしょうか。

注目すべきはこのワインの販売価格。何と消費税別で 1,950円 とヴィンテージの 2,000 を下回るとは驚きであります。

この生産者、サイトに価格表まで載っけていますがこの価格からは信じられない販売価格を提示している日本のインポーターが存在するので注意が必要です。

タリフには載っていませんが日本の販売価格から推定すると蔵出し価格は恐らく 4.5~5.5 € のはず。このタリフは輸出価格ではなく国内向けのレストラン用に作成された価格表なのでしょう。
この価格表をご覧になるとお分かりの通り、生産者価格というもの古いヴィンテージは必ずしも高くないと云うこと。
白ワインの価格表をご覧になればサヴィニー・レ・ボーヌは 2005、2006 そして 2009年が 16 € なのにそれより古いヴィンテージの 2002年が 15 € 、1999年に至っては特価で 11 € で販売してます。

ところが生産者が経営する自称レストラン(恐らく居酒屋のはずですが)のメニューを見ると同じワインに何と 30 € というお値段が付いています。最下段のワインリストをご覧下さい。よく云われた「レストランのワイン価格はショップ価格の3倍程度」が当て嵌まりますね。

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| 11:50 PM | comments (0) | trackback (x) |


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Copyright © 2006 ワインと葡萄::2011年11月14日
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