ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Bourgogne 2009 Domaine Michel Gros
ドメーヌ・ミッシェル・グロのブルゴーニュ・ルージュです。生産者の畑はサイトからこちらをご覧下さい。ニュイ・サン・ジョルジュとヴォーヌ・ロマネにあるそれぞれLes Bouffales と Lutenière という2つ合わせて僅か1.2ヘクタールという小さな畑であります。どちらの畑も国道N74の東側にあるということは斜面ではなく平坦な場所であることを示します。

1.20ヘクタールで収量は最大で 55 hl/ha 程度でしょうから生産量は 29樽、733ケースほどが精一杯のはず。実際はもっと少ないと思います。

肝心なことは畑の場所がコート・ドールにあることで決してボージョレやシャブリの近所ではないということ。私が提唱する「ブルゴーニュ・コート・ドール」であります。ブルゴーニュはというとコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌが本来のブルゴーニュであり、ボーヌから北西に130km程離れたシャブリ周辺や同じく南へ130km離れたローヌ県のボージョレなどブルゴーニュを名乗るには不適切な地域だと思うのです。

シャンパーニュで云うならランスやエペルネ周辺で造られるのがホンマモンのシャンパーニュであり、そこから150km以上南に離れたオーブなどはシャンパーニュ地方とは云えないのと同じであります。

生産者は自身のサイトで畑の位置を示すのは非常に重要なことだと思います。AOCブルゴーニュの範囲は非常に広く、私が提唱する「AOC Bourgogne Côte-d'Or・ブルゴーニュ・コート・ドール」など認められていないわけですからこの地でワインを生産する人々は積極的にコート・ドール地区に我々は畑を所有しているとアピールして頂きたい。
ドメーヌ・トロ・ボー、ドメーヌ・ド・クールセル、ドメーヌ・シュヴィヨン・シェゾーなど(他にも色々ありますが)の造る「AOCブルゴーニュ」とマコンやコート・シャロネーズで造られる「AOCブルゴーニュ」を比べると美味しさの違いは歴然としています。

ですが法律上はどちらも「AOCブルゴーニュ」でしかありません。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:50 PM | comments (0) | trackback (x) |


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