ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Côte Rôtie 2003 Domaine Louis Drevon
あまり取り上げることのないコート・デュ・ローヌのワインです。大体甘いワインが好みではないのでローヌ系は敬遠するようにしていますが、たまには買ってセラーに並べることもありそのまま忘れ去ってしまうことがしばしば。

コート・ロティ、ラベルの上部にはドメーヌ・ド・ロジェとありますがこの名称の農園の管理者がルイ・ドルヴォンと云うことと解釈します。

コート・ロティの現在の法律についてレジフランスのサイトを見ると(左側のメニュー)ここでもアペラシオンの廃止について記載があります。ですがこのアペラシオンはローヌではなくプロヴァンスの範囲であるはず。

Article AOC " Pierrevert ピエールヴェール" (abrogé)、そもそもこんなアペラシオンが存在していたとは、全く存じませんでした。このアペラシオンについてはこちらをご覧下さい。

さてコート・ロティ、昔のお話ですがあの馬鹿高い従価税の時代(ワインの課税は1985年に改善されたばかりです)4,000円もしなかったギガルの畑名付きのコート・ロティ、例の点数付け評論家によって5万円以上にもなってしまいましたね。安いときに知っているワインは高くなったら絶対に買わないのが普通であります。高いワインを飲んでみたいという気持ちは分かりますが、無名なワインの中に驚く程美味しい物が実際に存在します。

先日取り上げたDRCのワイン、ワイン大学メンバーの長老でオテル・リッツを定宿としておられたT氏が当時のリッツのソムリエに用意して頂いたワインを彼の別荘で飲ませて頂きました。ホテルの料理長を迎えて本格的フランス料理を味わいながらの贅沢なテイスティング、1980年代終盤のことだったと記憶しますが1960~1970年代前半のLa Tâche 、RSV、リシュブールの後にRCを味わい、最後に1962年のネゴシアンボトル(確かアントナン・ロデ)の単なるヴォーヌ・ロマネを飲んだとき皆の顔色が変わりました。「これが一番美味しいやん^^」高いワインだけが美味しい訳ではないという貴重な体験でしたが。

ワインは本を読んで覚えるものではなく実際飲んでそして比べてナンボのものだと云うもの。またマニアの人と飲むより実際ワインの生産に携わっている人々と飲む方がホンモノに出会う確率が高いと考えます。ワインビジネスに関わる大半の人は骨董商と変わらないと私は確信しております。
▼続きを読む
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:50 PM | comments (1) | trackback (x) |
コメント一覧
Blairfindy1号2号 |2011/10/07 03:27 PM |


PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::2011年10月05日
All Rights Reserved./Skin:oct