ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Vino Nobile di Montepulciano 2007 Gattavecchi
DOCGヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ、生産者はアジェンダ・アグリコーラ・ガッタヴェッキ。ヴィンテージは表ラベルには記載がありません。裏ラベルも毎年同じなのでしょうか、ヴィンテージ(2007)とロットナンバー(L372019)が金文字で追加印字されているだけの様子です。

生産者のサイトはこちら、英語とドイツ語にロシア語でしょうかかなり輸出に力を注いでいるのでしょう。生産品からこのワインの詳細はこちらをご覧下さい。

生産地はMontepulciano: Argiano and Ascianello.との記載しかありません。畑の広さなども情報として欲しいと思うのですが・・・。

ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノの公式サイトでしょうかこちらのサイトからその全貌がこちらの地図でお分かり頂けます。地図は拡大してご覧頂けますが番号で申し上げると54番がこの生産者。グーグルアースを使い生産者の住所 Via di Collazzi, 74 Loc. Santa Maria 53045 Montepulciano (SI) を調べるとちょっと場所が違うように思えるのですが如何でしょうか。

DOCGヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ範囲内のコムーネが分かり易い地図はこちらで、25のコムーネが地図の下に示されています。
ご覧の通りヴァリアーノという飛び地があるのが分かりますね。生産者の所有する畑のあるコムーネ、アルジャーノとアシャネッロの位置は確認できますでしょうか?

さてこのDOCGヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノの法律原文はこちら、2010年11月9日に全面改正されたみたいです。赤ワインだけのDOCGでリゼルヴァ表示のものと2種類あります。葡萄品種規定ではこの地方で prugnolo gentile と呼ばれる Sangiovese が70%以上必要とのこと。
ではこの「プルニョーロ・ジェンティーレ」をVIVCのサイトで調べてみましょう。VIVCのサイトから左のメニュー Database search をクリックして太字の Search の中の「Cultivar name」をクリックして

Note: use % as wildcard at the beginning of a keyword for searching for the word with multiple
beginnings.

の下にある書き込み欄に「prugnolo gentile」と入力して「Search」をクリックすると2つの品種名が出てきます。この2つは何れも「Sangiovese」のシノニムであることが分かります。即ち正式名称は「Sangiovese」でイタリア原産の葡萄品種番号 10680、シノニムは何と76も報告されています。

重要なことはこの品種はブルネッロ・ディ・モンタルチーノに使われる品種ではないということです

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに使われる品種はその品種名・正式名称が Brunello di Montalcino とワイン名と全く同じでありVIVCではこちら、葡萄品種番号 1709 に登録されています。今までの常識が非常識になる訳ですが、ワイン関連の仕事に携わる方は早く認識を新たにして頂きたいと考えます。

話をヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノに関する葡萄品種に戻しますが法律ではサンジョヴェーゼ以外の品種にはこのトスカーナ地方の黒葡萄なら何でも良いという表記みたいですね(白品種は5%以下)。

生産者のサイトからこのワインに使われるのはこちらの通りです。コピーさせて頂くと

GRAPE VARIETIES: Sangiovese (Prugnolo) 90% - blend of native red grapes 10%.

ところがインポーターはプルニョーロ・ジェンティーレ 90%、カナイオーロ・ネッロ 10%とその他の品種をカナイオーロ・ネッロと限定しています。
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とんかつマンジェにホワイトアスパラ登場^^

美味しい旬の物はフレンチやイタリアン、あるいは日本料理だけに限りません。とんかつ屋さんでも味わうことが出来ます。

北海道から届いたホワイトアスパラに衣を付けてサッと揚げ、白トリュフ塩で味わうのです。ホワイトアスパラを高価な食材と位置付けお高い価格で供するお店が多いのですがこの大きなホワイトアスパラ・フライは1本税込み何と¥430 とそんなにお高い値段ではありません。

生で食べることの出来る新鮮な素材ですが、揚げるとさらに甘みと香りが引き立ちます。

旬の時期は極限られていますので早い内にお試し頂ければ如何でしょうか。定食メニューに1品加えるだけで北海道の春を実感できます。


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