ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Les Tannes Chardonnay 2009 IGP Pays d'Oc Jean-Claude Mas
レ・タンヌのシャルドネ、ヴィンテージは2009年、生産者はお馴染みのジャン・クロード・マス。

南仏はペゼナスに拠点を構える大手生産者の1人であります。

ですがラベルに去年はあった「Vin de Pays」の文言は見当たりません。

どうやらフランスのヴァン・ド・ペイは IGP( Indication géographique protégée )に移行するみたいですね。

INAOのサイトからアペラシオンの検索で「pays d'Oc」と入力して生産物もしくはアペラシオンを検索すると「pays d'Oc」が IGP としてそれぞれ白・赤・ロゼと画面に登場します。

ちなみに白ワインの詳細情報はこちらから Liste des communes de l'aire géographique : Pays d'oc を開くと大変広い地域であることが分かります。

法律原文はこちらのサイトのテキストを示すところの一番下「 IGP Pays d'Oc 」をクリックするとご覧頂けます。

ですけどこれだけ広い地域でワインを一括りにしようとするのは如何なものかと思います。

さて裏ラベルを見ると原産地の表示が昔と異なります。

Vin de Pays ではなく Pays d'Oc Indication géographique protégée と表示されていますね。

2008年ヴィンテージにその表示はありませんでしたので恐らく2009年のワインが出荷される前には決まっていたはずです。

VDP から IGP に移行することについては拙ブログのこちらなどで書きましたが、ラベルにその表示を発見したのはこのワインが初めてであります。

しかし現在のところ VDP も法律上有効なはずですので IGP と共存状態のはず。

消費者にとっては迷惑な訳で早く統一して貰いたいと私は思うのですが。

VDP は非常に分かり難い原産地表示でしたので IGP ではもっと分かりやすく簡潔にして貰いたかったのです。

ですけど IGP に表示が変わっただけで内容は整理が進んでいないと云うのが現状みたいですね。

前にも書いたはずですがこの IGP にいち早く動いたのがヴァン・ド・ペイ・ドックの生産者達。

独自の路線を突っ走るのかと思ったのですけど。

結局のところややこしいままなら昔の名前の方がまだ分かりやすいのではないでしょうか?

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| 11:57 PM | comments (0) | trackback (x) |


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