ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Nuits-Saint-Georges Les Saint-Julien 2005 Domaine Chevillon-Chezeaux
ニュイ・サン・ジョルジュの格付けのないリュー・ディ「レ・サン・ジュリアン」の僅か30アール程の小さな区画を所有しているドメーヌ・シュヴィヨン・シェゾーの赤ワインです。

日本では特定のドメーヌ、特定のネゴシアンしか評価されませんがブルゴーニュには日本で殆ど知られていない生産者が沢山居ます。

いつも申し上げることですが有名になるというのは必ず仕掛け人がいて、そのストーリーに乗って派手に稼ぐのが好きな生産者も居れば、そんな話には一切乗らず真面目にワイン造りに専念する生産者(もちろん後者の方が多いのです)も居る訳です。

カリスマ生産者など地元の人が騒ぐはずもなく、評論家や評価本が仕掛けるだけなのであります。

ワインの好みは人それぞれであり、評論家諸氏が絶賛したところで個人的には全く合わないワインがあって当然です。

評価本や評論家はその評価の対象となるワインを無償で提供させる訳ですが、それに従わない生産者が大勢居ることをご理解頂きたいと思います。

多くのレストラン、輸入商などに固定客を持つワイン生産者は数々のコンクールに出品しなくても十分やっていけるので、そんな有料のコンクールにはエントリーしないのです。

パリ金賞やマコン銀賞など別に大したこと無いとお考え下さい。

むしろコンクールのメダルを自慢するワイン生産者など疑わしいと考えて頂いた方が無難であります。

日本の食品コマーシャルに登場する「モンド・セレクション」、甚だ疑わしいのと同じであります。モンド・セレクションは世界中の食品から優秀なものを選ぶのではなく、高額の出品料を支払ってメダルを買うに等しい評価どころと云えるのではないでしょうか。

ワインのコンクール、コンテストも全く同じであります。

出品料こそモンド・セレクションよりは安いかも知れませんが、お金を支払わないと評価の対象にならないのは同じであります

従って引く手数多の生産者はそんなコンクールには絶対出品しないのです。

ではどうしたらそんなワインに巡り会えるのでしょうか?

ワイン大学定例会ではそんな普通の人には公開されない情報をお伝えしています。

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| 11:50 PM | comments (4) | trackback (x) |
コメント一覧
Georges |2010/11/29 04:46 PM |
koichi |2010/11/25 07:00 PM |
Georges |2010/11/22 06:19 PM |
higemaster |2010/11/22 05:20 PM |

ボージョレ・ヌーヴォーは日本をターゲットとした安物ワイン
毎年この季節になると苦言を呈しております。

ハッキリ申し上げてヌーヴォー好きな人、実は味音痴が多いのかも知れませんね。

私はこの新酒を全く好みません。

理由は簡単です。美味しくないからです。

ガメイはピノ・ノワールと比べて遙かに価格の安い葡萄であり、ワインとして醸造すると独特の匂いが残ります。

次にアルコール飲料として、出来たばかりのアルコールそのものが不安定であり、悪酔いの原因となります。

口当たりがよい=甘いからついつい飲み過ぎてしまいますが、このヌーヴォーを飲み過ぎると悲惨なことになります。

経験された方は2度と飲まなくなるはずです。

さてこちらをご覧下さい。

2007年度の資料ですがボージョレ・ヌーヴォーの世界一の輸入国は何と我が国日本であります。

他の国と比較して2位のアメリカは212,700ケース、比率で申し上げると14.2%、我が国の輸入量は688,500ケース、比率にして何と46%とダントツにトップなのです。

3位のドイツなどヨーロッパ諸国の数値をご覧下さい。

英国など比率では僅か1.3%、殆ど騒いでいないと云っても過言ではないという数値です。

何度も申し上げますがワインを知らない、ワインの文化程度が低いにも拘わらずお金だけは持っている我が国に目を付けたのはジョルジュ・デュブッフ、請け負ったのは日本の出水商事。

世界中で一番早く抜栓出来るという時差メリットだけを狙ったこの商法にまんまと引っかかったのは1976年のこと。

私が初めてフランスの地を踏んだのも同じ1976年。

当時1フランは日本円換算すると丁度60円。

ボージョレ・プリムールの価格は当時2フラン程度の安酒。

120円の酒に普段よりかなり高い航空運賃、確か500円程かかったはず。

酒税法改正前ですからCIFの50%が従価税でお国の元へ入った訳ですから国を挙げて応援したのでしょうか?

ですから1976年のボージョレ・ヌーヴォーは確か酒屋の店頭価格で5,000円ほどしたはずです。

パリのカフェでは水は有料でしたがこの新酒は無料で振る舞われていました。宣伝用にバラ撒いていたのでしょうね。

当時、それだけボージョレ・ヌーヴォーの知名度は低かったと考えます。

日本だけのお祭り騒ぎということを知っている人は殆ど居ないのでしょうか?

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| 03:44 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント一覧
Georges |2010/11/21 07:13 AM |
debussy |2010/11/20 07:48 PM |


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