ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

10月の直心
ご主人が丁重に掲載拒否を伝えたにも拘わらず☆☆として掲載されてしまった日本料理のお店です。

もともとグルメ雑誌の掲載もお断りのため知らない方が多いはず。ご存知なのはネットをご覧の皆様方だけであります。

もちろん口コミでその噂が広まったのですが、今後の予約は難しくなりそうです。

魅力は目の前で、次から次と包丁技を披露する板前割烹。

ですからボックス席より8席だけのカウンターが面白いのです。

先ずは先付けの4連発からスタートです。


坊勢の渡り蟹♀、茗荷、胡瓜、土佐酢。

季節的にまだ早いのでしょうか内子はありませんでした。


剣先烏賊、ミミ、ゲソ、岩塩、酢橘。

新鮮な素材は塩と酢橘だけでその本来の味香りが愉しめます。

食感も大切ですが、隠し包丁の技も見事です。


目の前で骨切りから始まる鱧。

焼いた茄子をこの鱧で巻いて蒸し上げるお料理ですが実にバランス良い一皿に仕上がりました。

茄子のスモークにシャンパーニュがよく合います。


いくらの醤油漬けですが、どうしたことか表皮が硬い。

これは困ります。


お椀はのどぐろに松茸、若布と吸い口に黄柚子。

松茸は信州長野産、やはりホンモノの味香りと食感です。

昔、松茸で京都の☆と揉めましたが、若い料理人に外国の松茸と日本のそれと判別は難しいようです。

ですが幼い頃からイヤという程松茸に親しんできただけに体が覚えているのです。


お造りは下関から直送の天然河豚。

何と4.7キロという大物で皮の湯引きまで味があります。

河豚は大きいものに限ります。

諸説色々ありますがハッキリ申し上げて流通量が極めて少ないため、普通の料理人は知らないだけであります。


お造りの2品目は淡路産天然のハマチ。

もちろん背と腹を2切れずつ。

まことに綺麗な脂で食感はコリコリ。


天然河豚の遠江はサッと炙って山葵と共に。

河豚の鬼皮の裏にひっついているのがこの遠江(とおとうみ)、小さな河豚では旨味に欠けますがこれだけでかいととても美味しい。

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| 11:59 PM | comments (0) | trackback (x) |


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