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ボルドーのアペラシオン・中間のまとめ
今までのおさらいです。

まずボルドー・ワインとはその範囲をジロンド県内にしか今のところ認めておりません。

ボルドー全域をカバーするAOCボルドーは501コミューンに許可されていますが、同じくAOCボルドー・シュペリュールは1つ多い502コミューンに許可されています。

ボルドー市を含む周辺3コミューンBordeaux、Bouscat、BrugesはAOCボルドーだけに限られます。

またAOCボルドーは許可されていないコミューンでAOCボルドー・シュペリュールのみ許可されている4つはBalizac、Louchats、Origne、Tuzan。

その他の498コミューンはAOCボルドー、AOCボルドー・シュペリュールの両方を(その法律の範囲の条件を満たせば)名乗ることが出来ますが、AOCボルドーからAOCボルドー・シュペリュールに格上げするためにはINAOへの申請とその官能検査などが課せられます。

もう一つのボルドー全域をカバーするアペラシオンとしてAOCクレマン・ド・ボルドーがありますがその範囲はAOCボルドー・シュペリュールと同じであります。

ボルドー全域をその範囲とするアペラシオンは

1. AOC Bordeaux

アペラシオン・ボルドーは同名も含む2つのデノミナシオンを従えています。
--Bordeaux
      --Bordeaux
      --Bordeaux Haut-Benauge

2. AOC Bordeaux Supérieur
3. AOC Crémant de Bordeaux

これらの3つだけであります。

次にボルドー全域とは申しませんが、かなり広範囲にまたがっているアペラシオンは

4. AOC Côtes de Bordeaux

このアペラシオン・コート・ド・ボルドーには同名のものを含む5つのデノミナシオンを従えています。

--Côtes de Bordeaux
     --Côtes de Bordeaux
     --Côtes de Bordeaux Blaye
     --Côtes de Bordeaux Cadillac
     --Côtes de Bordeaux Castillon
     --Côtes de Bordeaux Francs

次にはジロンド川右岸、ジロンド川左岸そしてその支流であるドルドーニュ河とガロンヌ河に挟まれた三角地帯に分けて分類したいと思います。

で、その三角地帯の代表は名前の通りの

5. AOC Entre 2 Mers

アペラシオン・アントル・ドゥー・メールには2つのデノミナシオンがあります。

--Entre-deux-Mers
     --Entre-deux-Mers
     --Entre-deux-Mers Haut-Benauge

ですがアペラシオン・アントル・ドゥー・メールの範囲は三角地帯すべてではありません

アペラシオン・アントル・ドゥー・メールの範囲外にあるものは

6. AOC Graves de Veyres
7. AOC Premières Côtes de Bordeaux


そのアペラシオン・プルミエール・コート・ド・ボルドーの南半分を占める甘口ワインのアペラシオンとして

8. AOC Cadillac

その周辺の甘口3兄弟みたいなのが

9. AOC Loupiac
10. AOC Sainte-Croix-du-Mont
11. AOC Côtes de Bordeaux-Saint-Macaire


そして三角地帯の東の外れ、ベルジュラックに続いているのが

12. AOC Sainte-Foy-Bordeaux

今までのところ全域から広域をカバーするアペラシオンとして登場したのは12だけであります。

ボルドーワイン委員会の云う「60のアペラシオン」ますます疑問ですよね。

| ワイン雑感 |
| 07:16 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント一覧
Georges |2010/07/23 01:40 PM |
higemaster |2010/07/22 04:00 PM |


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