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アントル・ドゥー・メール
一般には北のドルドーニュ川と南のガロンヌ川に挟まれた三角地帯と云うことになっていますが、厳密に申し上げるとアペラシオン・アントル・2・メールの範囲はこちらです。

この地図ですが、コミューン名が細かく記載され詳しいのは有り難いのですけど、周辺のアペラシオンというか位置関係が分かり辛いので、ボルドーワイン委員会の地図の方が全体を捉えるには分かりやすいかも知れません。

ですけどこのボルドーワイン委員会の示すアントル・ドゥー・メールの地図は根本的な間違いが2箇所あります。

先ず中央部「CREON」右下の白い空白の部分をこの地図ではアントル・ドゥー・メール以外と判断していますがこの部分はボルドーワイン委員会の示すアントル・ドゥー・メール・オー・ブノージュであり、以前述べた通りこの部分もINAOではアントル・ドゥー・メールであるとしています。

次にこの地図でアントル・ドゥー・メールの東に隣接する部分を青字で「DORDOGNE」としていますが、この部分はアペラシオン・サント・フォワ・ボルドーであり勝手に他県であるドルドーニュ県として貰っては困るのです。

それではこの三角地帯でどの部分がアペラシオン・アントル・2・メールに属さないのでしょうか。

先ずは北側リブルヌに程近いドルドーニュ川左岸の小さな部分ですが、INAOの地図はこちら、ボルドーワイン委員会の示す地図はこちらです。

INAOの地図ですがまさか2つある橋の中間まで葡萄が植えられているはずありませんよね。コミューンの境界は理解出来ますがどちらかというと葡萄畑について詳しく示して頂きたいと考えますが如何でしょうか。

この2つのコミューンは三角地帯にあるにも拘わらずアペラシオン・アントル・ドゥー・メールを名乗れず、アペラシオン・グラーヴ・ド・ヴェイルとなる訳です。

続く
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Copyright © 2006 ワインと葡萄::2010年07月19日
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