ワインと葡萄

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ボルドーワイン委員会が示す「レ・コート・ド・ボルドー」最終項
サント・フォワ・ボルドー、まずボルドーワイン委員会はこのアペラシオンについて次のように述べています。

サント・フォワ・ボルドーは小さいAOCですが・・・

そう云えばもっと小さな地域のコート・ド・ボルドー・フランの説明で

コート・ド・フランは、ボルドーの栽培地域の中で最も東にあります。

とも述べています。ボルドーワイン委員会なるところ、地図をご覧になるとサント・フォワ・ボルドーの方が遙か東に位置するフランよりかなり大きなアペラシオンなのですが、位置関係もいい加減なら面積の大きさの基準もかなり曖昧なのでしょうね。

ところで最新の葡萄品種に関するINAOの情報はこちら、要点だけコピーさせて頂くと

1° Encépagement :

a) Vins rouges.

-cépages principaux : cabernet franc N, cabernet-sauvignon N, cot N (ou malbec) et merlot N ;

-cépages accessoires : carmenère N et petit verdot N.

b) Vins blancs.

-cépages principaux : muscadelle B, sauvignon B, sauvignon gris G, sémillon B ;

-cépages accessoires : colombard B et ugni blanc B.

2° Règles de proportion à l'exploitation :

La conformité de l'encépagement est appréciée pour la couleur considérée sur la totalité des parcelles de l'exploitation produisant le vin de l'appellation.

a) Vins rouges.

La proportion des cépages principaux est supérieure ou égale à 85 % de l'encépagement.

La proportion du cépage carmenère N est inférieure ou égale à 10 % de l'encépagement.

b) Vins blancs.

La proportion des cépages principaux est supérieure ou égale à 85 % de l'encépagement.

日本語に訳されているサイトはこちらです。

ちなみにINAOではサント・フォワ・ボルドーを4つに分けてあります。

Sainte-Foy-Bordeaux blanc
Sainte-Foy-Bordeaux blanc liquoreux
Sainte-Foy-Bordeaux blanc moelleux
Sainte-Foy-Bordeaux rouge

2番目と3番目liquoreux と moelleux 、リコルーとモワルーですがどちらが甘いかご存知ですか?

さて先程ご紹介したサイトに白ワインの補助品種として「以前は Merlot Blanc と Mauzac も許可されていたのですが……」という文言がありましたね。

こちらをご覧下さい(法律改正で消される可能性があるので魚拓を取りました)。

vins rouges : Cabernet, Merlot rouge, Malbec, Petit Verdot.
vins blancs : Cépages principaux : Sémillon, Sauvignon, Muscadelle.
      Cépages accessoires : Merlot blanc, Colombard, Mauzac, Ugni blanc.

となっているのをご確認頂けますね。

赤ワインに関しては現在、主要品種はカベルネ・フラン、カベソー、コット(マルベック)、メルローで補助品種がカルムネールとプティ・ヴェルド。

しかし従来はカルムネールが含まれていません。

これは最近になってメルローと思われていた葡萄がカルムネールであると判定されたからに他なりません。厳格なるINAOの規定ですが実は元々いい加減な判断基準で作られていたのではないかと^^

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ボルドーワイン委員会の示す「レ・コート・ド・ボルドー」第7項
大体このドルドーニュ川左岸のそんなに小高い場所ではないはずの地域アペラシオンを「レ・コート・ド・ボルドー」に組み入れること自体が理解しかねますが、ボルドーワイン委員会ではこのアペラシオンを次のように決めつけています。

グラーヴ・ド・ヴェイルのワインは、ほとんどが赤ワインです。

本当にそうなのでしょうか?

INAOのサイトで「Graves」と入力してアペラシオンを検索するといくつか登場しますがその中の「Graves de Veyres」を調べると

AOC - AOP --Graves de Vayres
--Graves de Vayres
Graves de Vayres blanc
Graves de Vayres blanc sec
Graves de Vayres rouge

こんな風に登場します。
赤もありますが、白は甘口と辛口の2種に分類されています。

グラーヴ・ド・ヴェイルの生産者団体に属するシャトーはこちらに載っていますが、アットランダムにクリックしても赤・白両方のワインを造っているシャトーが多い。従ってこのアペラシオンはほとんどが赤という表現は実情に即していないと云えるのではないか。

INAOのサイトからこのグラーヴ・ド・ヴェイルはどこかと申しますとこちらをご覧下さい。

次にコミューン・ドット・コムからこちらの地図をご覧になるとどんな地形かはご確認出来るはずです。

2つの地図を別のウィンドウで開き、比較すると分かりやすいと思います。

INAOでも、またコート・ド・ボルドーを組織する団体もこのグラーヴ・ド・ヴェイルを「コート・ド・ボルドー」として扱っていないのにボルドーワイン委員会はグラーヴ・ド・ヴェイルそしてコート・ド・ブールを「レ・コート・ド・ボルドー」として扱っているのが非常に不思議だと思います。

尚、このアペラシオンの葡萄品種構成は次の通りです。コピーさせて頂くと

1° Encépagement :
a) Vins rouges.
Les vins sont issus des cépages suivants : cabernet franc N, cabernet-sauvignon N, carmenère N, cot N (ou malbec), merlot N, petit verdot N.

b) Vins blancs.
Les vins sont issus des cépages suivants :
― cépages principaux : muscadelle B, sauvignon B, sauvignon gris G, sémillon B ;
― cépage accessoire : merlot blanc B.



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