ワインと葡萄

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ボルドーワイン委員会の示す「レ・コート・ド・ボルドー」第5項
Castillon Côtes de Bordeaux と表示がありますがINAOの表現は Côtes de Bordeaux Castillon 言葉の後先ですがどちらかに早く統一して貰いたいですね。

この項には概ね異論はありませんが、葡萄品種に関する表現には問題があります。

ボルドーワイン委員会では

メルロが主体で、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュします。

と書いてありますがINAOの規定を日本語に翻訳して頂いているこちらのサイトを見ると次のように分かりやすく書いてあります。コピーさせて頂くと

赤ワインで使えるぶどう品種は主要品種として Cabernet Sauvignon, Cabernet Franc, Merlot の3品種、補助品種として Malbec, Petit Verdot, Carmenère の3品種が認められています。

赤ワイン用主要品種の栽培比率は50%以上、補助品種の Malbec は50%以下、残りの補助品種は15%以下、Carmenère は10%未満になっています。

また、ブレンドでは主要品種が50%以上、補助品種の Malbec は50%以下、残りの補助品種は15%以下に制限されています。


栽培される面積比率を根拠にボルドーワイン委員会は書くのでしょうが、法律の規定は正確に公表すべきではないでしょうか。

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ボルドーワイン委員会の示す「レ・コート・ド・ボルドー」第4項
4つ目はカディヤック・コート・ド・ボルドーになってますね。Cadillac Côtes de Bordeaux を開けると・・・ 何と中国語版が現れました。

ソペクサ(フランス食品振興会)が監修しているはずですがこれでは全く役目を果たしているとは云えませんね。早急に日本語版に改めて頂きたい!

ボルドーワイン委員会の英語版を見て分かったことはやはり認識不足であるということ。

本来は Cadillac Côtes de Bordeaux に付いての説明のはずですが地図上に示されているのは「Premières Côtes de Bordeaux」と明記してあります。

それではAC Premières Côtes de Bordeaux とAC Côtes de Bordeaux Cadillac は同一のアペラシオンなのでしょうか。

結論から先に申し上げるとこれは同一ではありません

今現在 AC Premières Côtes de Bordeaux は白のスティルワインにのみ許可される原産地名称であり、赤ワインには使うことが出来ません。それでは同じ地域で造られる赤ワインはというと AC Côtes de Bordeaux Cadillac が適用されるのです。

2009年9月18日のデクレをご覧下さい。左のメニューからかなり下の方のプルミエール・コート・ド・ボルドーをクリックすると

L'appellation d'origine contrôlée "Premières Côtes de Bordeaux" est réservée aux vins tranquilles blancs.

の文言が見付かります。
即ちこれは白のスティルワインだけということが分かります。
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