ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Blaye についてその1
ボルドーワイン委員会が第3のカテゴリーとして取り上げているこの「レ・コート・ド・ボルドー」、先ずはこの名称について地図のところに書いてある文言に注目です。

FAMILLE D'APPELLATION CÔTES DE BORDEAUX

これはボルドーワイン委員会が勝手に付けたものではないか? 「コート・ド・ボルドー・ファミリー・アペラシオン」と言いたいのでしょうけどINAOにこのような規定はありません。

ボルドーワイン委員会がINAOの見解とは異なるコート・ド・ブールグラーヴ・ド・ヴェイル、そしてサント・フォワ・ボルドー勝手に付け加えているのは明らかです。

ですが評価できるのは「Blaye」と「Blaye Côtes de Bordeaux 」を異なるアペラシオンと認識しているところ。

INAOのHPからアペラシオン検索で「Blaye」を伴う原産地名称を調べると

AOC - AOP --Blaye
AOC - AOP --Côtes de Blaye

の2つが現れます。

次に同じくINAOのHPからデノミナシオン検索で同じく「Blaye」を調べると

AOC - AOP --Blaye
AOC - AOP --Côtes de Blaye
AOC --Côtes de Bordeaux Blaye

と3つに増えます。ここで何か抜けていることに気が付いた方はかなりアペラシオンに詳しいと云えるでしょう。

慣れ親しんだAC Premières Côtes de Blaye が既に存在しません。これは太字のコート・ド・ボルドー・ブライと名称変更になったと思われます。ですがこれはデノミナシオンであり、このコート・ド・ボルドー・ブライはアペラシオン・コート・ド・ボルドーに属するものであることは明らか。

ところがボルドーワイン委員会は次のように述べています。こちらをご覧下さい。

アペラシオンは Blaye Côtes de Bordeaux の詳細説明のはずですが、主語は「プルミエール・コート・ド・ブライ」となっています。既に名称が変更されているのに昔の名前で出ているのは明らかに認識不足。

消費者に公開する前にボルドーワイン委員会日本支部で校正すべきであります。

| ワイン雑感 |
| 11:50 PM | comments (1) | trackback (x) |
コメント一覧
higemaster |2010/06/24 04:23 PM |


PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::2010年06月23日
All Rights Reserved./Skin:oct