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ボルドーワイン委員会の示す不可解な「レ・コート・ド・ボルドー」
さて、いよいよここからボルドーワイン委員会の大きな間違いを指摘したいと思います。

ボルドーワイン委員会は次のカテゴリーにレ・コート・ド・ボルドーと称して次のアペラシオンを挙げています。

アペラシオン
1. Blaye
2. Blaye Côtes de Bordeaux
3. Bourg & Côtes de Bourg
4. Cadillac Côtes de Bordeaux
5. Castillon Côtes de Bordeaux
6. Francs Côtes de Bordeaux
7. Graves de Vayres
8. Sainte-Foy-Bordeaux

これらの区分けに疑問であります。

まず3の「Bourg & Côtes de Bourg 」の意味は単なる「Bourg」と「Côtes de Bourg 」と2つなのでしょうか?

4、5、6は理解出来たところで7のグラーヴ・ド・ヴェイルと8のサント・フォワ・ボルドーも意味不明のカテゴリー分類ではないでしょうか。

こちらをご覧下さい。

INAOの定める2009年10月29日交付の新しい法令であります。

これによるとアペラシオンコート・ド・ボルドーとは一つのアペラシオンであり、地域別にブライ、カディヤック、カスティヨンそしてフランの4つのデノミナシオンを伴うこともあるとしています。

さらに第3章にはAC Côtes de Bordeaux は赤のスティルワインに限られ、カディヤックとカスティヨンを伴う Côtes de Bordeaux はやはり赤のスティルワイン、ブライを伴う Côtes de Bordeaux は赤と白のスティルワイン、フランを伴う Côtes de Bordeaux は赤のスティルワインと白の辛口そして白の甘口ワインという規定が書かれています。

一つのアペラシオンで赤ワインに限るものもあれば、白ワイン限定のアペラシオンもあります。また赤・白両方を含むアペラシオンもあれば赤と白の辛口、白の甘口と3つに分かれるものもあります。

大体赤・白と分けてアペラシオンを分類すること自体が大間違いであると考えますが如何でしょうか。

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