ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Champagne H.Billiot Fils Cuvée Tradition Brut NV à Ambonnay
レコルタン・マニピュラン全盛の今ですが、ご多分に漏れずこのアンリ・ビリオもその同じカテゴリーに含まれます。

数多くのレコルタン・マニピュランがある訳ですが選ぶポイントはその生産者の場所。

ですからラベルを読むことが必要になります。

グラン・クリュ、プルミエ・クリュの表示は一応の目安となりますが、その表記のない生産者も中にはあります。

このワインはグラン・クリュの表示がありますがそれはどこかと云うこともポイントの一つです。

ラベルの右下に「 à Ambonnay 」とあり、モンターニュ・ド・ランスの南端ブジーの東にあるグラン・クリュのコミューンであることが分かりますね。

この生産者についてはこちらに詳しく書いてありますが、この記事を読んですんなりその意味が分かる方はかなりのシャンパーニュ好きのはずであります。

記事の中程「続く『キュヴェ・ド・レゼルヴ』は・・・」から始まる部分にご注目下さい。

ここに登場するキュヴェとタイユの意味を知らないと文章は全く理解できないはずであります。

キュヴェとはこの場合葡萄を圧搾して最初に取れる果汁のことであり、タイユとはその後の2番搾りで取れた果汁であると考えて下さい。

ワインの名称に使われる「キュヴェ・ド・レゼルヴ」のキュヴェは異なりますけどね。

で、価格についても明記してあるのでご注目下さい。レゼルヴとトラディションの価格差は1ユーロとのことですのでこのキュヴェ・トラディションの価格は15.5ユーロであることが分かります。

グラン・クリュの著名なコミューンでそれなりに生産されたシャンパーニュでもそんな馬鹿げた価格でないことは明白であります。

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Copyright © 2006 ワインと葡萄::2010年05月09日
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