ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Corton-Charlemagne 2008 Domaine Denis Père et Fils
コルトン・シャルルマーニュの2008年、生産者はドニ・ペール・エ・フィスです。

アペラシオン・コルトン・シャルルマーニュとアペラシオン・シャルルマーニュそしてアペラシオン・コルトンの赤・白ワインの区別を明確に示した地図はなかなか見付かりません。

こちらをご覧下さい。これはコルトンの丘周辺のコミューン・ペルナン・ヴェルジュレスに限って表示されています。

次にこちらをご覧頂くと隣のコミューン、アロース・コルトンの部分が見られるのですが残念ながらその隣のラドワ・セリニーはリンクしていません。従って全ての地図を把握出来ないのが残念であります。

つい最近まで流通していた書籍「フランスワイン大全」同朋社出版には詳しい地図が載っていたはずでありますが今は絶版になってしまいました。

で、新しい本が出たので買おうと思ったのですが何とこれは土質のみの表示でアペラシオンの規定には全く触れられておりません。こんなもの役に立つと思っているのでしょうか?

話は変わりますが、グラン・クリュ・コルトンの赤・白ワインはリュー・ディの名前を伴い、例えばコルトン・ブレッサンドとかコルトン・ヴェルジェンヌを名乗ることが出来ますが、白のグラン・クリュのコルトン・シャルルマーニュにはそれが認められておりません。

即ちプージェの区画にシャルドネを植えても、コルトン・シャルルマーニュ・プージェとは名乗れない訳です。

アペラシオンの範囲を示す文章で分かりやすいのはこちらですけどフランス語です。

ところで1850年創業のドメーヌ・モーリス・シャピュイのサイトを拝見するとシャルルマーニュの畑に植えられていたのはシャルドネではなくアリゴテ。そのアリゴテを使って何と「シャルルマーニュ・ムスー」を造っていたとあります。

アペラシオン・シャルルマーニュが制定されたのは1937年のはずですからそれまでに植えられていたアリゴテは有効だったみたいですね。

それではINAOの定めるコルトン、コルトン・シャルルマーニュそしてシャルルマーニュについて調べてみましょう。

こちらに示されるのがこれら3つのアペラシオンです。

コルトン・シャルルマーニュがシャルドネに限られるのに対してシャルルマーニュにはアリゴテの記載が見えますね。INAOと云えども古くから植えられている葡萄の樹を敢えて否定はしなかったと見るべきでしょう。

ですが現在そのシャルルマーニュのアペラシオンを堂々と名乗っているのは大手ではルイ・ジャドーが最も有名なはず。

で、そのサイトを拝見すると葡萄品種はシャルドネ100%となっています。サイトの地図を左クリックして、さらに右クリックして「拡大」するとルイ・ジャドー社の「シャルルマーニュ」はペルナン・ヴェルジュレスに属する「En Charlemagne」に畑が存在することが分かります。
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| 11:50 PM | comments (3) | trackback (x) |
コメント一覧
uzumaki |2010/04/25 04:31 PM |
Georges |2010/04/25 01:53 PM |
uzumaki |2010/04/25 11:10 AM |


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