ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Nuestra Señora del Portal Blanco 2008 D.O.Terra Alta Celler Piñol
スペインはカタルーニャ、テラ・アルタという原産地の白ワイン。輸入元の説明によると葡萄品種は

ガルナッチャ・ブランカ70%、ソーヴィニョン・ブラン20%、ヴィオニエ5%にマカベオ5%

となっています。

ところが生産者の裏ラベルをよく見ると割合こそ書いてないもののマカベオの代わりに「moscatel」また「moscatell」となっています。

またガルナッチャに関する記載は「fincas de garnacha」と「amb garnatxa」と2つの表記があるので地方により葡萄品種の名称が微妙に違うことが分かります。

もちろん外来品種の名称はそのままの記載であります。

輸入元の葡萄品種構成についてですが、生産者のサイトからこのワインについてのファイルを見るとなるほど「マカベオ」と記述があるのでそれに従った迄のことなのでしょう。

葡萄畑の詳細を見てもそう書いてありますね。ですがデータは恐らく2007年となっているので2008年はマカベオの代わりにもしかするとモスカテルを入れたのかも^^

ところでこのモスカテルという品種ですがフランスのミュスカと同じかなと思ったのですがどうやら異なるみたいです。

こちらをご覧下さい。

モスカテルに関する記述をコピーさせて頂くと

地中海沿岸に広く栽培されてきたモスカテルはスペインでもバレンシア、アリカンテ、マラガ周辺とカナリア諸島で主に栽培されている。

ギリシアのサモス島が原産地で、エジプトのアレキサンドリアを経由してほかの地中海沿岸諸国に広められた事から名づけられたモスカテル・デ・アレハンドリア(マスカット・オブ・アレキサンドリア)の栽培が多い。

非常に樹勢が強い品種で、結実不良になりやすいため、開花期の好天と高い気温を必要とする。

また、樹勢の強さから、整枝は長く枝を伸ばす方法が一般的。

房は長い円すい形で、粒が大きく、黄色がかった果皮は柔らかで、芳香豊か、みずみずしい果肉をもつ。

マラガの酒精強化ワインのベースとして主に使われている。


スペイン政府系のサイトなので間違いないはずです。

さてヨーロッパのワイン法を網羅したサイトですが新しくスペインワインのところが充実したみたいです。このワインの原産地テラ・アルタも既に掲載されています。

スペイン語なのでサッパリ分かりませんが最後の最後に白ワインの葡萄品種らしきものが載っています。コピーさせて頂くと

Variedades blancas
recomendadas:
Garnacha blanca, Macabeo, Parellada.
autorizadas:
Sauvignon blanco, Moscatel de grano menudo o de Frontignan, Moscatel de Alejandría, Chenin blanco, Pedro Ximénez, Chardonnay.


要するにガルナッチャ・ブランカ、マカベオ、パレリャーダが主要品種で他に認められているのはソーヴィニョン・ブラン、モスカテル・デ・グラーノ・メヌード・オ・デ・フロンティニャン、モスカテル・デ・アレハンドリア、シュナン・ブランカ、ペドロ・ヒメネスそしてシャルドネといったところでしょうか。

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